ブックタイトル東北大学 アニュアルレビュー2014

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概要

東北大学 アニュアルレビュー2014

キャンパスレポートAnnual Review 2014復興と新生未来へつながるキャンパス構想■川内キャンパス図書館を知的交流の拠点としてリニューアル■青葉山北キャンパス理学研究科合同C棟(理学系総合研究棟)が完成昨年から建設が進められていた理学研究科合同C棟(理学系総合研究棟)が9月に完成。1階には大ホールの他、カフェ・コンビニエンスストアも設置され、仙台市営地下鉄東西線青葉山駅からのエントランスとしてにぎわいのある空間を目指している。今後、青葉山駅からの歩行者アプローチ空間の整備も予定している。■青葉山新キャンパス災害科学研究棟・レアメタル総合棟が完成新キャンパスの中央道路であるキャンパスモールに面して、災害科学国際研究所の拠点施設としての災害科学研究棟と、レアメタルなどの研究を行うレアメタル総合棟が完成。いずれも免震構造の建物で、デザインコードに則りスクラッチタイルによる縦基調のファサードを持ち、悪天候時の歩行者動線としての回廊(ピロティ)を足元に設けている。また農学系総合研究棟、環境科学系総合研究棟、アカデミック・サイエンスコモン、レジリエント社会構築イノベーションセンター(いずれも仮称)の建設に着手した。災害科学研究棟■青葉山東キャンパスレアメタル総合棟工学研究科被災3系本館改築が完成c(株)エスエス東京東北支店青葉の青森葉の森理学研究科合同C棟仙台西仙道台路西道路東日本大震災から3年が過ぎ、地震被害を受けた電子・応物系、マテリアル・開発系、人間・環境系の本館3棟の改築工事が竣工した。免震構造と非常用発電機による安全対策に加え、自然光の入る廊下やスマートメーターなどBCP対応や低炭素建築物への配慮をしている。1960年代につくられた青葉山東キャンパスのモダニズムを継承し、それぞれ個性を持ったファサードでありながらも、連続性や素材の特徴、質感を活かした質実剛健な外観により全体としてキャンパス景観の緩やかな調和を図っている。広瀬川広瀬川c(株)エスエス東京東北支店牛越橋牛越橋ユニバーシティ・ユニバーシティ・ハウス三ハウス条三条宮城第宮一城高第一高尚絅学尚院絅学院聖ドミニコ聖ドミニコ高・中高・中学院高学院高澱橋澱橋市立博市物立館博物館青葉山青公葉園山公園仙台城仙跡台城跡八木山八木山ベニーランドベニーランド八木山八動木物山公動園物公園東北放東送北放送東北工東大北工大広瀬川広瀬川国道48国号道線48号線仙台市仙役台所市役所東二番丁通野球場野球場南町通南町通高等裁高判等所裁判所競技場競技場評定評定河原橋河原橋瑞鳳殿瑞鳳殿五橋通五橋通青葉区青役葉所区役所宮城県宮庁城県庁県立工県高立工高東北学東院北大学院大雨宮雨宮キャンパスキャンパス宮城教宮育城大教育大附属中附属中宮城教宮育城大教附育属大附属県美術県館美術館市民会市館民会館特別支特援別学支校援学校東京エレクトロン東京エレクトロン定禅寺通定禅寺通宮城教宮育城大教学育大学仙台二仙高台二高ホール宮ホール城宮城(県民(会県館民)会館三)越三越青葉山青北葉キャンパス山北キャンパス西西川内川内公公一一キャンパスキャンパス園園広瀬通広瀬番通番町町青葉山青新葉キャンパス山新キャンパス通通通アエルアエル青葉山青東葉キャンパス山東キャンパス仙台国仙際台センター国際センター西公園西公園通藤崎藤さくら野さくら野あおば崎通あおば駅通駅青葉通青葉通中の瀬橋大橋星陵星陵キャンパスキャンパス中の瀬橋大橋建設から40年となる図書館本館の全面改修が完了。学生の主体的な学びを支えるラーニングコモンズ機能の拡充や、収蔵能力の拡大などが行われた。また開放的なエントランスに隣接して設けられたギャラリーは、学内外に大学の知を発信する場となる。図書館周辺の屋外空間も整備され、エントランス正面は、内部と連続的な床仕上げの交流広場へ、急な斜面だったアプローチは、ゆったりと歩ける階段広場へとそれぞれ生まれ変わった。また千貫沢沿いには遊歩道が設けられ、自然を感じながら休憩や散策が楽しめる。図書館本館は川内キャンパス南北の結節点に位置していることから、今回の環境整備により、キャンパス内外の歩行者動線がスムーズに改善された。霊屋橋霊屋橋仙台市営地下鉄南北線仙台市営地下鉄南北線北四番丁駅勾当台公園駅北四番丁駅勾当台公園駅愛宕上杉通広瀬通広駅瀬通駅片平片平キャンパスキャンパス東二番丁通SS30河北新報社五橋駅愛宕上杉通仙台駅仙台駅SS30河北新報社五橋駅知の館の建設に着手仙台駅仙台駅仙台駅仙台駅■星陵キャンパス歴史と緑を活かし医学部正門周辺と四ツ谷用水跡を整備最先端の医学研究拠点として整備が進められていた「東北メディカル・メガバンク棟/医学部6号館」が完成。これにあわせ、医学部正門から建物までのアプローチ空間を広場として再生する整備を行った。その際に、旧医学部本館(大正7年?昭和49年)が置かれていた当時から残る2本の大銀杏を、歴史を継承するシンボルとして保存・活用を図った。また北七番丁通りに面するキャンパス北東部には、医療者の為の研修・宿泊施設として「星陵レジデンス」が完成。この建物西側に隣接して、かつて仙台の城下町を潤した四ツ谷用水の貴重な遺構が荒れた状態で残されていたものを、建物の整備にあわせ、ポケットパークとして再整備した。その他には、既存の厚生会館にオーディトリアムと情報ラウンジを増築し、星陵キャンパスの交流拠点としてリニューアルする整備が進行中である。■片平キャンパス星陵レジデンスと四ツ谷用水跡産学連携先端材料研究開発センターが完成五橋通りに面する片平キャンパス北東角に産学連携先端材料研究開発センターが完成。歴史的建造物に合わせたスクラッチタイルによる縦基調のデザインを採用するとともに、通りに面する建物のコーナー部をガラス張りのラウンジにすることで、開かれたキャンパスとしての表情を作り出している。東北メディカル・メガバンク棟・医学部6号館と大銀杏国内外の研究者が集い、共に研究・交流する場として「知の館(仮称)」の建設に着手。歴史的建造物である本部棟の一部改築であ電子情報システム・応物系1号館マテリアル・開発系教育研究棟人間・環境系教育研究棟るため、外観は復元を基本とし、内部はセミナー室や研究室、交流ラウンジなど新たな機能を持つ施設として生まれ変わる計画。4142