ブックタイトル東北大学 アニュアルレビュー2014
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東北大学 アニュアルレビュー2014
大学の動きAnnual Review 20142013.10.14全国大学対抗麻雀大会で東北大学が優勝2013.10.15小田和正氏が校友歌「緑の丘」を完成2013.12.27安倍首相が本学の研究プロジェクトを視察2014.01.20丸田薫教授がロシアの研究拠点リーダーに選出第18回青雀旗争奪全国大学対抗麻雀選手権大会において、東北大学チームが優秀な成績をおさめて、優勝の栄誉に輝きました。この大会は、大阪市のクラブ・天山閣で開催されました。本学経済学部2年の木村柊太(しゅうた)さんと理学部2年の渡辺知隼(ちはや)さんの組が、チーム得点212.3点を獲得し、優勝しました。なお、木村さんは、個人得点においても1位となり、大会MVPを獲得しました。小田和正氏が校友歌「緑の丘」を完成本学工学部の卒業生である、小田和正さんの作詞・作曲による東北大学校友歌「緑の丘」が完成しました。これは、里見進総長が小田和正さんに相談した際に、東日本大震災を経験した本学の同窓生、在学生、教職員、そして本学を支えていただいている市民の皆様を元気づけたいとの思いで共感し、実現したものです。東北大学祭初日となる11月1日、小田さんの参加を得て「新しい校友歌をみんなで歌おう会」を開催しました。安倍晋三首相は、東日本大震災からの復興状況を把握するため、宮城県を訪問しました。石巻市の共同かき処理場や塩竈市の災害公営住宅を視察後、多賀城市の「みやぎ復興パーク」へ移動。本学未来科学技術共同研究センター(NICHe)と地元企業が連携して進める、「次世代移動体システム研究プロジェクト」の研究施設を視察しました。ワイヤレス給電や自律走行などの研究にふれたほか、小型電気自動車に試乗されました。本学流体科学研究所・附属未到エネルギー研究センターの丸田薫教授が、「ロシア政府メガプロジェクト」の研究拠点リーダーに選出されました。プロジェクトは2011年に始まり、世界各国の優れた人材をリーダーとする大型研究拠点をロシア国内に形成する目的で、3~5年間に年間百万ドル規模を交付する事業です。今回は、ロシア政府に503件の申請があり、そのうち42名(日本からは1件)が選ばれています。2013.11.18ロシア日本語履修大学生グループが来訪2013.11.21ロンドン大学(UCL)と学術交流協定を締結2014.02.15学友会漕艇部が宮城県スポーツ賞を受賞2014.03.06小谷元子教授が内閣府・総合科学技術会議議員に就任日露青年交流センター主催の「ロシア日本語履修大学生招聘プログラム」の一環として、11月18日から3日間の日程で、日本語を履修しているロシア人大学生50名が本学を訪問しました。グループに分かれて、日本語の授業を見学・体験しました。続いて本学の学生ボランティアが主導して、キャンパス巡りやサークル見学、松島での文化体験などの活動を行い、学生同士の交流を深めました。本学とロンドン大学(ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL))との大学間学術交流協定調印式を行いました。また、日英学術交流150周年記念事業の一環として、「東北大学デイ」を開催しました。UCLとの連携に関する里見進総長の基調発表をはじめ、材料科学と災害科学のワークショップのほか、UCL中央図書館において本学附属図書館が所蔵する夏目漱石文庫の展示会を行いました。2月15日開催の平成25年度宮城県スポーツ合同表彰式において、学友会漕艇部の吉川由姫さん(文学部3年)、細田夏光さん(工学部2年)、堂谷結花さん(教育学部2年)の3名が第91回全日本選手権大会・ダブルスカル部門優秀などの成績を納め、宮城県スポーツ賞功績賞と宮城県体育協会表彰体育勲功章を受賞しました。また、3名は平成25年仙台市スポーツ賞の栄光賞も既に受賞しております。本学原子分子材料科学高等研究機構長・小谷元子教授は、内閣府・総合科学技術会議議員(非常勤議員)に任命されました。この会議は、内閣総理大臣、科学技術政策担当大臣のリーダーシップの下、各省を見渡す立場から、総合的・基本的な科学技術・イノベーション政策の企画立案や総合調整を行うことを目的とした、「重要政策に関する会議」の一つです。任期は2年です。2013.12.18本学と国土交通省東北地方整備局が協定2013.12.24国際核融合エネルギー機構と学術交流協定を締結2014.03.09東北大学災害復興新生研究機構シンポジウムを開催2014.03.28日本原子力研究開発機構との協定を締結東日本大震災の経験から防災・減災、災害時対応体制の重要性が再認識されるとともに、近年、社会資本の維持管理の課題が明確になり、その対応が求められています。そして、これらを担う人材育成も重要となっています。本学と東北地方整備局は、防災機能の向上と地域社会の持続的発展に寄与することを目的に、より緊密で組織的な連携・協力の推進・強化を図ることに合意し、協定を締結しました。本学は、日本の大学としては初めてITER国際核融合エネルギー機構(ITER International Fusion Energy Organization)と学術交流協定を締結しました。ITER計画は、平和を目的とした、人類初の核融合実験炉を実現しようとする超大型国際プロジェクトです。学術交流協定を締結することにより、共同研究はもとより、若手研究者を育成するための取り組みを共同で推進することとしています。本学は、東北大学災害復興新生研究機構シンポジウム『「東北復興・日本新生の先導」を目指して』を開催しました。シンポジウムにおいては、各プロジェクトが本年度の活動と成果報告を行いました。また、本学の相撲部監督を担う脚本家の内館牧子氏と仙台市長奥山恵美子氏が、今後の防災の取り組みについて講演されました。同時に、「復興アクションプロジェクト展示」も開催しました。本学と独立行政法人日本原子力研究開発機構は、研究協力のさらなる発展と人材交流の一層の促進を図り、福島第一原子力発電所事故の収束、終結に至るまでの支援に取り組むため、包括的な連携協力協定を締結しました。この協定によって、効率的な事業が遂行されるとともに、将来の原子力基礎基盤分野などで活躍できる優秀な人材の育成、確保も期待されます。78