ブックタイトル東北大学グローバルビジョン

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概要

東北大学グローバルビジョン

に、本本研究科の基礎研究成果の医薬品・医療機器の実用化を促進します。これら新規事業を広く国内外に発信し、東北大学のプレゼンスを高めます。5.研究支援体制の強化◇URA等専門職人材による研究支援体制の強化教員、若手研究者が研究に専念でき、かつ、研究成果が迅速に活用され国内外に広く発信される体制を整備するために、URAを活用して支援室機能(企画室、評価室、国際交流支援室、広報室、情報基盤室、実用化推進室(仮称)など)を強化します。WPI型拠点の一環として、プロジェクト管理や外部資金獲得、知財や産学連携など、星陵地区全体の研究活動を支援できる体制を発展させ、研究活動と社会連携の活性化へ繋げます。6.地域医療人育成による被災地医療復興◇被災地医療支援の人材育成・システム構築総合地域医療センター、クリニカルスキルスラボを活用した地域医療人を対象としたトレーニングプログラムや遠隔医療システムを用いて被災地と本学を直結し、遠隔診療補助、遠隔病理診断、遠隔症例検討会を整備し、被災地医療の支援及び地域医療従事者の教育を推進します。地域保健支援センター(看護)及び放射線被曝測定・管理(放射線)についても貢献を継続します。◇災害医療学と災害対応モデルの構築災害科学国際研究所及び東北メディカル・メガバンク機構と連携し、東日本大震災を経験した医療人の知識や経験を活かした実践的講義、国内外の大災害と東日本大震災の災害医療における比較授業などを通じて災害医療に携わる医療人を育成するとともに、大災害への対策と体制のモデルを国内外に提言します。7.豊かで創造的なキャンパス環境の整備と柔軟な施設・設備利用の推進◇学生の課外活動環境の整備運動場や体育館の整備を全学的な見地から進めます。◇星陵オーディトリウム新築星陵会館改修と星陵オーディトリウム新築を一体化し、星陵キャンパスの中心的施設として機能の充実を図ります。◇6号館及びメディカル・メガバンク棟(仮称)の有効活用2013年度末に竣工した新棟2棟について、東北メディカル・メガバンク機構と連携してビッグデータメディシン及び個別化医療へ向けた研究教育の場として弾力的に運用します。◇コラボスペースの拡充新棟竣工を受けて既設棟も含めてコラボスペースを拡充します。これにより、寄附講座や大型プロジェクトへの支援を強化するとともに、産学連携やベンチャー企業誘致などを進めます。8.組織・運営の継続的見直しによる新時代教育研究への対応◇適切なガバナンスによる組織運営運営委員会の中に情報収集・分析グループ、研究拠点形成グループ、アウトリーチグループなどを設け、関連する室や委員会、大学病院などの活動及び連携を強化します。労働環境の改善を更に進めるとともに、女性教職員のキャリア支援を強化します。◇活動状況データの集積と分析のためのシステムの構築これまでの教員評価システムを更に発展させ、研究費、学会発表、論文発表、新聞報道などに関するデータを集積し、教員・分野・専攻・研究科の各レベルで経時的に分析できるシステムを構築します。◇分野の在り方の検討本研究科に求められる教育研究活動について、日本及び世界の動向を見据えて間断なく見直しを行います。特に教授選考に際しては、学術界や社会からの要請も踏まえて分野の在り方を再検討します。これにより、本研究科を構成する3専攻と大学病院が一体となって東北大学の強みと特色を活かした教育研究活動を展開できるようにします。◇テニュアトラック制度の充実テニュアトラック制度の対象領域を更に広げ、学術面で発展途上の研究領域においても当該領域の有望な若手研究者に自立的研究の機会を提供し、教育研究を研究科として強力に支援することにより、世界的研究者として育成を図ります。25