ブックタイトル東北大学グローバルビジョン

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概要

東北大学グローバルビジョン

東北メディカル・メガバンク機構【部局のミッション(基本理念・使命)】○東北メディカル・メガバンク機構は、日本初の巨大複合バイオバンクとゲノム解析センターを併せ持つ拠点として、世界最高水準のコホート研究を構築するとともに、事業を担う指導的人材を育成します。【機能強化に向けた取組方針(~2 0 1 7年度)】○私たちは、被災地を中心とした大規模ゲノムコホート研究を行うことにより、地域医療の復興に貢献するとともに、創薬研究や個別化医療等の次世代医療体制の構築を目指します。【重点戦略・展開施策】1.地域医療支援・コホート調査「循環型医師支援制度」により、医療過疎地域への医師派遣を支援します。医療関係人材による、長期健康調査(地域住民コホート調査、三世代コホート調査)を実施し、コホートを構築します。2.バイオバンク構築健康調査によって収集した生体試料や健康情報、診療情報等により、バイオバンクを構築します。適正な審査を経た上で、生体試料等を次世代医療の実現を目指す研究者等へ分譲します。3.ゲノム情報等解析1,000人の全ゲノム解析を行い、日本人の標準ゲノムセットを作成します。被災地において、今後増加が懸念される疾患(心血管障害、精神神経疾患等)を中心に、疾患の発症に関連する要因とその防止法等を分析します。4.人材育成コホート調査、バイオバンク構築、ゲノム情報等の大規模解析を行う本事業を推進するにあたって、ゲノムメディカルリサーチコーディネーター(GMRC)、生命情報科学者(バイオインフォマティシャン)、遺伝カウンセラー等の多様な人材を、医学系研究科、情報科学研究科等と連携し、養成・確保します。5.産学連携私たちが目指す未来型医療の実現のため、大学等研究機関及び企業との連携を行います。独立行政法人科学技術振興機構(JST)より移管した東北大学けんこうプラザを、各製薬企業やIT企業が創薬開発などで共同利用できるインキュベーション機能を持った器として活用します。45