ブックタイトル東北大学グローバルビジョン

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概要

東北大学グローバルビジョン

東北アジア研究センター【部局のミッション(基本理念・使命)】○東北アジア研究センターは、文系・理系の研究者を擁する地域研究のセンターとして、ロシアのシベリア・極東、モンゴル、中国、朝鮮半島、日本からなる東北アジアに関する世界最高水準の研究を東北アジア地域諸国との国際的連携の下に創造し、これを通じて地域理解の増進と課題の解決に貢献します。【機能強化に向けた取組方針(~2 0 1 7年度)】○私たちは、文理連携などの学際的研究による東北アジアの総合的理解という部局の基本理念を更に継承・発展させるため、国内や東北アジア諸国の研究機関・研究者と一層の連携をしつつ、文理諸分野の研究成果を踏まえた東北アジア地域理解を獲得するための研究を追求することを目指します。○私たちは、「ワールドクラスへの飛躍」に不可欠な国際的研究協力の環境整備と諸言語による研究成果発信を可能とする支援体制の確立に取り組むとともに、東北アジア地域研究という特色ある分野において、研究の国際化への支援を強力に推進します。【重点戦略・展開施策】1.基礎研究及び異分野連携による東北アジア研究の推進と新たな研究フロンティア開拓諸学の基礎研究を踏まえた異分野の連携による東北アジア地域研究の国際的展開と学術研究を通じた社会貢献の推進により、東北アジア地域研究から新たな研究フロンティアを開拓します。2.東北アジア研究における国際的な頭脳循環のハブとしての活動東北アジア地域の研究機関・研究者との学術ネットワークの拡充による研究連携と成果の発信を通じて、開かれた国際的共同研究・研究交流を推進します。3.国・地方自治体との連携協力による社会貢献的研究の推進歴史資料保全活動やレーダ技術を用いた遺跡探査・防災研究、東日本大震災後の無形文化財の調査研究等を「遺産研究(Heritage studies)」として位置付け、社会貢献的研究の一層の推進を図ります。4.東北アジア研究を通じた知縁コミュニティ形成・展開公開講演会やリベラルアーツ・サロン、東北アジア学術交流懇話会等を通じて、東北アジア研究の知縁コミュニティの形成・拡大を進め、学内でも特色ある社会連携の領域を創出します。5.国際発進力の強化機関誌『東北アジア研究』や専書、読本などの刊行、ホームページでの研究情報の多言語による発信を通じて、東北アジア研究センターの国際発進力の強化を進めます。47