ブックタイトル東北大学グローバルビジョン
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東北大学グローバルビジョン
学際科学フロンティア研究所【部局のミッション(基本理念・使命)】○学際科学フロンティア研究所は、異分野融合による学際的研究を開拓し、及び推進するとともに、各研究科・各附置研究所及び国際高等研究教育院との連携を通じて、若手研究者の研究を支援することにより、新たな知と価値を創出し、より豊かな人類社会の発展に貢献することを目的とします。【機能強化に向けた取組方針(~2 0 1 7年度)】○私たちは、異分野を融合した学際的な研究を開拓・推進することを主眼に置き、専任教員による先端的研究、学内における新たな学際研究の発掘により、国際的な連携を図りつつ世界を先導できる研究を推進します。併せて、学内の各研究科・附置研究所及び国際高等研究教育院との連携の下、国際公募によって採用した若手研究者の学際研究を支援し、キャリアアップを図ります。○私たちは、「ワールドクラスへの飛躍」に不可欠な国際舞台への進出のための環境整備と経済的支援体制の確立に取り組みます。10年に及ぶ12の旧GCOE等が蓄積・構築してきた国際研究教育拠点を活用し、国際高等研究教育院との連携の下、シニアメンターの支援を媒介に大学院生・若手研究者の国内外の研究交流を強力に推進し、国際的頭脳循環のネットワークとハブ形成に取り組みます。【重点戦略・展開施策】1.先端的学際研究の推進と学内学際研究発掘1学際研究促進プログラム(研究所専任教員が中心となり、学内研究者・若手研究者とチームを組み、ワールドクラスの学際研究を発展的に推進)、2国際的研究拠点支援プログラム(研究所専任教員が中心となり、海外の目的を同じくする研究機関と連携を組み、共同研究・人的交流・共同セミナー等を開催)、3学際研究支援プログラム(研究所教員以外を対象とし、学内複数部局の教員が実施する分野横断的共同研究による新たな学問領域の創成を支援)を実施します。2 .若手研究者育成(尚志プログラム)研究成果の見通しが悪く、競争的研究費も獲得しにくい、リスクの多い異分野融合研究・学際研究分野では国際的にも若手研究者が育ちにくい環境にあります。本研究所ではこの分野で研究を希望する研究者を所員(任期上限5年)として国際公募し(2017年度上限50人)、准教授年間500万円(上限)、助教年間250万円(上限)の研究費を提供しますが、助教は受入れ部局に預け、その部局とメンター教員による強力な研究指導と研究所の諸活動との連携によってワールドクラスの研究者を育成します。そのために、1学内若手研究者の学際研究促進のための研究の公募、2国際高等研究教育院との連携の下、若手研究者が主導して、博士研究教育院生とともにセミナーや研究会を立ち上げ(養賢プロジェクト)、実施します。3.若手研究者(助教)の国際舞台進出支援年間5件程度、若手研究者(助教)が行う国際的共同研究、国際学術シンポジウム開催等に関わる経費支援の予算を組み、成果を海外研究者との共著論文で発表することを支援します。そのために、東北大学がこれまで蓄積してきた国際研究教育拠点を軸にメンターによる強力な支援を実施します。4.異分野融合・学際分野における国際的頭脳循環のネットワークとハブの形成前組織(先端融合シナジー研究所)が連携してきた旧GCOEの国際研究教育拠点を活用しつつ、優秀な若手研究者を海外から吸引し、国際的頭脳循環のネットワークとハブを形成します。52