ブックタイトル東北大学グローバルビジョン
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東北大学グローバルビジョン
学術資源研究公開センター【部局のミッション(基本理念・使命)】○学術資源研究公開センターは、本学の歴史において研究に用いられ、あるいは教育のために収集された資料標本等を保管・分類し、学術資源として今後の研究教育に資するとともに、社会に還元することを使命とします。この使命を達成するために、本センターは学術資源に基づく世界最高水準の研究を遂行するとともに、次世代の研究を担う指導的人材を育成します。○総合学術博物館は、資料標本に基づく世界最高水準の研究を創造するとともに、次世代の研究を担う指導的人材を育成します。○植物園は、国際的に研究の場所や材料を提供し、研究の国際的拠点としての発展を目指すと同時に、学内教育及び市民の生涯教育に貢献します。○史料館は、内閣総理大臣の指定する「国立公文書館等」及び東北大学自身の全学的アーカイブズ施設として、東北大学の歴史的資料を市民や国際社会に開かれた情報資源として適切に管理・公開し、これらを活用した独創的な教育・研究活動を展開することで、本学の歴史情報を通じた社会貢献を行うとともに、社会に開かれた大学としての東北大学のミッション実現を支えます。【機能強化に向けた取組方針(~2 0 1 7年度)】○私たちは、「ワールドクラスへの飛躍」に不可欠な先端技術の活用のための環境整備と国内外の博物館・植物園・史料館・公文書館等・研究機関との連携体制の確立に取り組むとともに、新しい資料標本研究及び教育の拠点として、学内・学外の研究教育の支援を強力に推進します。また、「復興・新生の先導」に資するため本センターの独自性を活かした復興支援事業を推進します。○総合学術博物館は、「グローバリゼーション」と「イノベーション」の時代において、資料標本に根ざす研究教育の創造という部局の理念を継承・発展させるため、現代的課題の解決を目指す新しい研究を創造し、博物館独自の手法により、その成果を速やかに教育に反映させ、また、広く世界と共有することを目指します。「ワールドクラスへの飛躍」に不可欠な先端技術の活用のための環境整備と国内外の博物館・研究機関との連携体制の確立に取り組むとともに、新しい資料標本研究及び教育の拠点として、学内・学外の研究教育の支援を強力に推進します。「復興・新生の先導」に資するため被災ミュージアム復興支援と震災遺構アーカイブ公開事業を推進します。○植物園は、その国際的ネットワークを活かし、植物研究に関する情報や材料の提供を促進すると同時に、生物多様性の保全や生態系変動に関する研究、分野横断的な交流などを促進し、植物に関係する総合的拠点として発展させる基礎を築きます。植物園内の効率的管理、安全対策などを充実させるとともに、学内教育、市民の生涯教育の場として優れたコンテンツの開発を目指します。○史料館は、東北大学の歴史情報を活用した社会貢献を進め社会に開かれた大学としての東北大学のミッション実現を支えるため、今後4年間を見据えた取組として1本学事務部門と連携した歴史公文書の適切な管理公開体制の確立、2「東北大学校友アーカイブズ」の整備・充実、3デジタルアーカイブズの整備を通じた保有歴史情報の学内外での共有環境の整備、4保有するコンテンツや研究成果の展示会・講演会・セミナー等多様な形態による情報発信の展開、以上の4点について重点的に取り組みます。【重点戦略・展開施策】1.学術資源を活用したイノベーティブな教養教育・専門教育の展開センター各業務組織の学術資源を教養教育・専門教育の教育資源として有効に活用する体制を構築し、設備等の整備を進めます。1最新情報技術等を活用し、学術資源の教育資源化を進め、イノベーティブな学芸員養成課程及び専門教育を展開します。2自然史標本館・常設展示の機能的な活用(3Dイメージング設備の活用:X線CT、MRシステム)による教育を行います。3自然倒木や野生生物など、来園者の安全を脅かす要因に対する対策を充実させるとともに、スタッフの能力向上を奨励し、安全に利用できる環境を効率的に維持します。教育研究や市民公開に資するコンテンツの開発と充実を図るとともに、アウトリーチ方法の改善を図り、教育、研究、及び市民の生涯教育での利用を拡大します。4史料館が所蔵する歴史的公文書について重点的に整理・公開を進め、未公開文書の解消を図ります。5「東北大学校友アーカイブズ」について計画に基づき整理・公開を進めるとともに、卒業生その他への呼びかけを通じその充実を図ります。53