ブックタイトル東北大学グローバルビジョン

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概要

東北大学グローバルビジョン

化とその提供体制の整備、及び治療医の人材交流を推進します。2.医学・医療の発展を推進する指導的人材と人間性豊かな医療人の育成(教育)◇初期臨床研修医の採用数の増加卒後研修センターの拡充による研修医のサポート体制と広報活動の強化を図ります。臨床研修指導医教育の強化による指導体制の充実を推進します。総合地域医療研修センター(スキルスラボ)や先端医療技術トレーニングセンターを活用した臨床研修カリキュラムの充実を図ります。◇地域医療人育成への取組地域医療の意義や重要性の啓発のための卒前医学教育カリキュラムの導入を図ります。初期臨床研修における「地域医療重点プログラム(地域医療の現場経験の充実を目的とし、3次救急病院10か月、2次救急病院6か月の学外関連施設における臨床研修)の導入を推進します。後期研修における総合医・家庭医育成プログラム(学外に「地域教育拠点施設(日本プライマリ・ケア連合学会・家庭医療後期研修プログラム認定施設)」を設置し、ICTを活用しながら大学と地域が一体となって育成)の導入を推進します。◇国際化の推進宮城県医師育成機構等との連携を強化し、初期臨床研修医の短期海外研修を推進します。海外の日本人医師会との連携による研修医教育の充実を図るとともに、海外からの臨床研修指導医の招聘を推進します。◇先端医療教育及び専門医療人教育先端医療技術トレーニングセンターを活用し、若手医師に対する先端医療教育の充実を推進します。看護師、医療技術者の高度医療資格取得の積極的支援を目指します。東北がんプロフェッショナル養成推進プランをはじめとする大学病院の教育機能を活かしたがん専門医療人の教育の実施と医学物理士の育成と宮城県内における適正配備を推進します。歯科インプラント教育研修プログラムを開発し、次世代の歯科インプラント治療を担う信頼性・専門性の高い人材(歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士)を養成します。◇フィジシャンサイエンティスト育成への取組臨床研究の重要性を理解させるために、卒前臨床実習において学会発表・論文作成の機会を提供します。臨床研究の意義を理解するために、6年次臨床実習において各診療科における専門研究に携わる機会を提供します。研修医に対して臨床研究・医学統計に係るセミナーを実施するとともに、研修医の臨床研究・治験への積極的な参加を促進します。◇臨床研修医等のための宿泊施設の整備・運営臨床研修医等の研修環境の充実を目指し、臨床研修医を主な対象とした宿泊施設の整備・運営を推進します。3.臨床研究推進センターを中心とした先進医療体制の整備と医療機器や医薬品の開発促進◇臨床研究推進センターの機能推進・基盤整備臨床研究中核病院整備事業・橋渡し研究加速ネットワーク事業を活用し、臨床研究推進センターの機能強化を図り、5年後の自立化を目指します。東北トランスレーショナルリサーチ拠点形成ネットワーク(TTN)を整備し、臨床研究及び治験を推進します。医学系研究科の創生応用医学研究センターと連携し、医療機器開発・新薬開発の積極的支援と実用化成功例の達成を目指します。臨床研究推進センターを中心として伴走企業とのマッチングと薬事承認申請を念頭に、スピーディかつ市場を見据えた医薬品・医療機器の開発及び支援を推進します。細胞治療を含む再生医療研究基盤形成を目指します。バイオデザイン部門の設置により、企業サイドのシーズと医療現場のニーズのマッチングを図り新規事業を開拓し、産学との医療現場共有モデルを構築します。◇メディカルサイエンス実用化推進委員会の推進全15部局との密接な連携構築によるオール東北大学体制の実現と学内リソースの「見える」化を行い、院内・学内・学外連携によるシーズ探索・創出機能の強化を推進します。アドミニストレーター、病院内・学内外ネットワークの整備による迅速かつイノベーティブなフェイス・トゥー・フェイスディスカッションを実現します。「みやぎ知と医療機器創出拠点推進事業」と協力し、産学連携強化により医療機器開発を推進します。◇臨床検体バンクの整備医学系研究科及び東北メディカル・メガバンク機構と連携し、臨床系教員により収集される臨床検体のバンク化を進め、基礎研究成果のヒト疾患での検証やバイオマーカー検索が可能な研究環境を整備します。その準備として各診療科がストックしている検体あるいは疾患リストのデータベース化を目指します。64