ブックタイトル東北大学環境報告書2014

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概要

東北大学環境報告書2014

各論1教育・研究活動における環境負荷の状況2)総物質投入量(t)400(kg/人)20教育・研究活動や事務運営等に伴って使用する物質のうち燃料及び水を除くと、残りの主要部分を紙類が占めます。ここでは紙類に関する集計結果に関して述べます。年間に購入購300入200量するコピー用紙は大学本部で一括して契約し、購入していま10す。2008年度からのコピー用紙購入量の推移を見ると(図Ⅱ-4参照)、2008年度をピークに2011年度まで減少が続1005きましたが、2012年度に増加に転じました。2013年度については2012年度よりわずかに減少しました。教育・研究00活動に伴う大量の資料、成果物等の印刷を外部に依頼してい2008 2009 2010 2011 2012 2013(年度)ます。2013年度に依頼した印刷枚数は44,336,657枚で、■購入量1人当たり2012年度(33,923,414枚)に対して30.7%増加しました。図Ⅱ-4コピー用紙購入量の推移2013年度の図書購入量は大学全体で31,476冊でした。2012年度は34,712冊、2011年度は39,532冊と継続的に減少しており、学術雑誌等において紙媒体から電子媒体への切り替えが進んでいると思われます。この他、電子メール、学内ネットワーク及びウェブの活用、また、裏紙使用、縮小コピー、会議記録等の印刷物配布の取り止め等、紙類の使用減少につながる活動を進めています。151人当たり購入量各論1教育・研究活動における環境負荷の状況地下水3)水資源投入量209,123m 3(19.6%)水資源のうち、農学研究科・農学部における圃場への散水用等には地下水を使用しています。2013年度の総水資源投入量は1,068,314m 3であり、2012水資源投入量年度(1,081,356m 3)から1.2%減少しました。2013年度の水資源投入量の内合計訳は上水が859,218m 3で全投入量のうち80.4%を、地下水が209,123m 3で1,068,341m 319.6%を占めました(図Ⅱ-5)。図Ⅱ-6には2010年度からの上水及び地下水上水使用量の推移を示しました。上水において2013年度は東日本大震災前の859,218m 3(80.4%)2010年度と比べ減少しています。現在、本学では震災による被害で立ち入り禁止及び建て替え対象となった校舎が複数あります。震災後に水資源投入量が図Ⅱ-5水資源投入量内訳減少しているのは、それらの校舎で水資源が使用されなかったことを反映しているものと考えられます。水使用量の削減のために学内で実施している活動は、節水装置の設置(人感センサー、流量調整等)、ポスター及びラベルによる啓発、使用量掲示、冷却水循環使用、水道メーター記録による漏水チェック、女性トイレの擬音装置の設置、水撒き清掃の最小限化等です。(千m 3)1,200(m 3 /m 2)2.4(千m 3)300(m 3 /m 2)0.6水資源使用量(上水)1,0008006004002.01.61.20.8床面積1m2当たり使用量水資源使用量(地下水)2502001501000.50.40.30.2床面積1m2当たり使用量2000.4500.102010 20112012002013(年度)2010 2011 2012 20130(年度)■片平キャンパス■川内キャンパス・青葉山キャンパス■星陵キャンパス■雨宮キャンパス■その他キャンパス1m 2当たり■片平キャンパス■川内キャンパス・青葉山キャンパス■星陵キャンパス■雨宮キャンパス■その他キャンパス1m 2当たり図Ⅱ-6上水(左)及び地下水(右)使用量の推移14