ブックタイトル東北大学環境報告書2014
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東北大学環境報告書2014
各論1教育・研究活動における環境負荷の状況5)学外委託処理これまで述べてきましたように、本学では教育・研究活動に伴って多くの産業廃棄物を排出しています。産業廃棄物の処理を外部に依頼する場合、依頼人は、廃棄物処理法の定めに従って産業廃棄物管理票(マニフェスト)を交付・管理し、毎年6月に前年度の交付状況を知事(仙台市の場合は市長)に提出すること、また、実地調査等によって廃棄物が遅滞なく適正に処理できる状態にあること等を確認しなければなりません(「仙台市産業廃棄物の適正処理に関する指導要綱」(1990))。これに則り、本学では処理事業所の実地調査確認を実施するとともに、産業廃棄物の適正な処理に努めています。図Ⅱ-17実地調査の様子1-2 3資源リサイクル1)古紙(t)2,000(kg/人)80各論1教育・研究活動における環境負荷の状況図Ⅱ-18に古紙回収量の経年変化を示しています。2009年度までは増加傾向にありましたが2010年度に大幅に減少しました。2011年度は再び増加しておりますが、それでも2009年度との比較では30%減となっています。2010年度に大きく減少した理由は紙類そのものの使用量が減少したためです。紙類のゴミ処理にも費用が発生しますので、積極的な古紙回収は経費の節減にもつながっています。今後も引き続き、このような資源回収、廃棄物削減を進1,500リサイクル1,000回収量めるために、年度ごと、部局ごと、また回収区分(OA用紙、■コピー用紙■新聞紙■ダンボール新聞紙等)ごとに回収量を解析評価することが必要である■その他紙類1人当たりと考えられます。紙類廃棄物削減の主な具体的活動は、両図Ⅱ-18古紙回収量の推移(主要5キャンパス)面印刷、ミックスペーパーの回収・リサイクル化、梱包用段ボールの持ち帰り返却、梱包材の抑制(通い箱、可燃緩衝材の利用)、使用済み封筒の再利用等が挙げられます。なお、機密文書は、情報管理と資源化の両面を満足できるように専門業者に処理を依頼するシステムが多くの部局で運用されています。50002008 2009 2010 201160402002012 2013(年度)1人当たり回収量2)ペットボトル、缶、びん(t)400(kg/人)16本学キャンパス内で発生した清涼飲料水用等の空のペットボトル、缶(スチール、アルミニウム)及びびんは、各部局ごとに分別・回収され、回収業者に引き渡されます。また、東北大学生協でも、各店舗の前にはペットボトル、缶、びんの分別ボックスが設置され、その回収が進められています。2013年度におけるペットボトル、缶、びんの学内回収量の合計は315tで、1人当たり約13.0kgでした。ペットボトル、缶、びんの主なリサイクル活動として、分別廃棄(専用回収ボックスの設置、掲示等による)、つぶし機による廃棄物減容、びんの販売機設置業者への回収返却等が実施されています。リサイクル回収量30020010002008 2009 2010 20112012■缶■びん■ペットボトル1人当たり図Ⅱ-19ペットボトル、缶、びんの回収量(主要5キャンパス)128402013(年度)1人当たり回収量22