ブックタイトル東北大学環境報告書2014

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概要

東北大学環境報告書2014

EnvironmentalManagementReport 2014,Tohoku University図Ⅱ-26には2010年度からの排水自主検査における基準超過件数の推移を示しています。2013年度における検査実績は47か所から計511件で、基準値を超えたのは47件でした。そのうち6割以上はノルマルヘキサン抽出物で、調理の際の排水から検出されることが大半を占めています。また、環境保全センターでは、青葉山キャンパス周辺の10か所(震災以降は9か所)の地点で環境水(湧き水、沢水等)を採取し、pH、化学的酸素要求量(COD)、全有機炭素(TOC)、各種イオン類、揮発性有機化合物(VOC)等の項目について水質分析を行っています。1999年に測定を開始して以来、これまでに異常値は確認されていません。なお、この環境水の水質モニタリングは、下水配管の破損、漏洩を早期に発見する手段としても役立っています。504540353025201510502010 2011 20122013■片平キャンパス■川内キャンパス・青葉山キャンパス■星陵キャンパス■雨宮キャンパス■その他キャンパス(年度)図Ⅱ-26基準値超過件数の推移表Ⅱ-8検査項目と基準値測定項目水素イオン濃度生物化学的酸素要求量浮遊物質量ノルマルヘキサン抽出物質含有量沃素消費量フェノール類銅及びその化合物亜鉛及びその化合物鉄及びその化合物(溶解性)マンガン及びその化合物(溶解性)クロム及びその化合物カドミウム及びその化合物シアン化合物有機燐化合物基準値測定項目基準値5~9600 mg/l600 mg/l30 mg/l220 mg/l5 mg/l3 mg/l2 mg/l10 mg/l10 mg/l2 mg/l0.1 mg/l鉛及びその化合物六価クロム化合物砒素及びその化合物水銀及びアルキル水銀その他の水銀化合物トリクロロエチレンテトラクロロエチレンジクロロメタン四塩化炭素1,1,1-トリクロロエタンベンゼンほう素及びその化合物ふっ素及びその化合物0.1 mg/l0.5 mg/l0.1 mg/l0.005 mg/l0.3 mg/l0.1 mg/l0.2 mg/l0.02 mg/l3 mg/l0.1 mg/l230 mg/l15 mg/l380 mg/l各論1教育・研究活動における環境負荷の状況27