ブックタイトル東北大学環境報告書2014

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概要

東北大学環境報告書2014

EnvironmentalManagementReport 2014,Tohoku University2-2 2体験型環境学習1)資源リサイクル大学から排出されるゴミは、「事業者ゴミ」でありますが、「一般ゴミ」とは別に「資源ゴミ」として、古紙(OA用紙、新聞・雑誌、段ボール)、ビン・缶、ペットボトルについては、回収ボックスを設けて分別回収を行っています。この他にも、大学生協とも連携し、ボタン電池やプリンターのカートリッジの回収も実践しています。さらに、工学部化学・バイオ学科では、10年以上前から「環境保全意識を高める上で、身の回りの清掃が重要!」との認識で、講義室脇に備え付けられたボックスにペットボトル、缶及びビン類を回収し、毎週2年次学生が当番制で東北大学生協に運搬するというシステムを実施しています。これは、学部の環境教育の一環でもあり、所定の日時に教員が学生の分別回収作業を指導し、出席状況を把握することで、卒業評価にも点数として反映させています。2)排水サンプリング青葉山キャンパスの工学研究科全体の排水は一つにまとめられ、仙台市下水道に放流しています。その水質は毎月1回自主検査していますが、これとは別に、5つある系ごとに学生が当番制で毎月1回、関係する研究棟マンホールより排水をサンプリングし、その水質分析を環境保全センターが実施し、報告しています。これにより、学生が排水に対する問題意識を持ち、また各系の水質の特徴を把握し、異常時の原因を迅速に究明できるようになっています。この活動も10年以上実施しています(p.26参照)。3)食と環境宮城県を中心に各地で小学生から大学生、成人を対象とした「食と環境」に係わる体験型環境学習を行いました。2013年度は、小・中学校(4か所)、高等学校・高等専門学校(4か所)、大学(17か所)、公共施設等(10か所)の計35か所で行い、1,269名の方にご参加頂きました。各論2環境マインドを備えた人材の育成図Ⅱ-42体験学習の様子図Ⅱ-43学生実習の様子39