ブックタイトル東北大学財務レポート2015
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東北大学財務レポート2015
TOHOKU UNIV.Financial Report2 015本学の収入構造について1.国からの収入運営費交付金には教育研究活動の遂行に必要な基盤的な経費としての「一般経費」、退職手当や特殊な要因に係る経費としての「特殊要因経費」、新たな教育研究ニーズに対応し、各国立大学法人等の個性や特色に応じた意欲的な取組を支援する「特別経費」があります。一般経費は減少傾向にあり、各法人においては、より効率的な業務運営や合理的な資源配分が求められています。また、他に施設整備費補助金による収入があり、学内の教育研究施設整備の充実に充当されています。平成26年度は復旧・復興関連事業のための財源措置が減少する一方で、震災復興に資するべく行われていた「国家公務員の給与の改定及び臨時特例に関する法律」に準じた運営費交付金の減額措置が前年度で終了したことに伴う増加がありました。2.自己収入■H26運営費交付金内訳特別経費36億円7.7%■運営費交付金の推移(億円)8007006005434965007442400263002004684271000一般経費401億円85.4%48439234217542743532411(復旧・復興関連事業を除く)51629442534383特殊要因経費32億円6.9%48741323038247223236401H16年度H21年度H22年度H23年度H24年度H25年度H26年度■一般経費■特別経費■特殊要因経費■復旧・復興関連事業■出資事業損益計算書の概要附属病院関連収入と入学料、授業料などの学生関連収入が主な収入源となっています。また、特許権収入や外部資金の間接経費などの研究関連収入や資金の運用による財務収入なども教育研究活動を行う上で貴重な財源となっています。附属病院収入大学病院は人類生存の基盤である最先端医療の開発・実践を行う場であり、その知を応用して一般社会に還元する使命を持っています。その使命を果たすべく、多くの優れた人材の確保や最先端医療の整備を図るための財政基盤強化が急務となっており、経費節減とともに様々な増収努力を行っています。■患者数推移外来入院(千人)800法人化開始新病棟開院新外来診療棟開院728 731731700608631 653664 664666 683 651600500400389382 380 396 388 395 400 404390 389390300H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26学生関連収入授業料等の学生納付金は国の省令に定められた標準額を踏まえつつ、各国立大学法人が一定の範囲内で、それぞれ定めることとなっています。学生の皆様から負託された貴重な収入であり、本学では今後も引き続き奨学制度や厚生施設の充実等、一層の学生サービスの充実に努めていきます。学生納付金(平成26年度)(単位:円)区分検定料入学料授業料学部学生17,000282,000535,800大学院学生30,000282,000535,800法科大学院学生30,000282,000804,000会計専門職大学院学生30,000282,000589,300歯科技工士生9,60070,000166,800■収益額推移(億円)400授業料・入学料の免除額H24 H25 H26218 234 243 270 282 295 306 327 342 353 365(単位:千円)3503002509,323 8,436 6,681200検定料150ーーー100H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26入学料59,07853,36827,35429,61029,46929,610435,719562,799220,068※診療報酬の改定率は全体改定率を記載しています。(診療報酬改定(本体)及び薬737,138846,216861,593科改定等を含みます)※上段は東日本大震災により被災した学生への免除額(外数)22