ブックタイトル東北大学財務レポート2015

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概要

東北大学財務レポート2015

財務諸表の概要損益計算書の概要TOHOKU UNIV.Financial Report2 015企業との共同研究を推進する産学連携拠点の整備企業と大学が一つ屋根の下で、共同して実用化に向けた研究開発を実施する「場」として、片平キャンパス及び青葉山新キャンパスに産学連携拠点を整備しました。片平キャンパスに整備した「産学連携先端材料研究開発センター」は、材料分野をリードする研究所群が集積する同キャンパスにおいて、産学連携体制の下、未来の社会を支える新しい材料の開発を推進することを目的に、平成26年4月から運用を開始しています。また、青葉山新キャンパスに整備した「レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センター」は、レアメタルのサプライチェーンの全ての領域について産学官による共同研究を行うことで、省エネルギーによる低炭素社会の実現を目指し、平成26年10月から運用を開始しています。■産学連携先端材料研究開発センター■レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センター損益計算書の概要産学官連携功労者表彰を受賞■産学官連携功労者表彰式大学、企業等における産学官連携活動において著しく成果を収めた成功事例に対して、政府が表彰する本表彰において、工学研究科・及川勝成教授及び石田清仁名誉教授の「低環境負荷非鉛低炭素快削鋼の開発」が日本学術会議会長賞を受賞しました。従来、自動車、OA機器、産業機械の部品等に使用されている切削性に優れた快削鋼は、環境に有害な鉛を含んでおり、この非鉛化が課題となっていました。本事例は、工学研究科・及川教授及び石田名誉教授の材料設計技術を駆使して、東北大学、JFE条鋼株式会社、独立行政法人産業技術総合研究所が仙台地区で連携し、従来鋼の代替材料として、世界に先駆けて鉛を含まない低炭素快削鋼の開発・製品化に成功したことが評価されました。これにより、平成15年度に創設された本表彰における本学の受賞事例数は、計15事例となっております。米国プルデンシャル財団による震災復興プログラム支援-東北大学地域イノベーションプロデューサー塾の卒業生に対する事業化資金助成-東北大学財務レポート201525東北大学では震災復興支援プロジェクトの一つとして「地域イノベーションプロデューサー塾(RIPS)」を開講し、経済復興を支援するビジネスリーダーを育成してきました。平成26年より3年間、世界最大級の金融サービス機関であるプルデンシャル・ファイナンシャル・インクの社会貢献事業を担うプルデンシャル財団から、同塾の卒業生に対する事業化資金として総額約1億円の拠出が決定しました。この支援は、震災後の救援、復興、生活再建の支援を目的として同財団が行ってきた支援の一部で、RIPSの卒業生が本塾のプログラムを通してブラッシュアップした革新的な事業計画に対して事業支援金として贈られます。事業支援金は、宮城、岩手、福島の被災3県を中心とした地域経済を牽引するような地元企業の革新的な事業活動に活用され、内発的な経済振興に貢献することが目的です。■Rata Leddy財団理事長をお招きしての発表会及び採択者への助成金授与式地域産医業療復再興構支築援プロジェクト