ブックタイトル第3回 国連防災世界会議を終えて ~東北大学の取り組み~

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第3回 国連防災世界会議を終えて ~東北大学の取り組み~

第3回国連防災世界会甑を縫えて~東北太学の取り組み~第Z章東北大学の惨画/東日本大毘災総合フォーラム東日本大震災総合フォーラム東日本大震災総合フォーラム肱、より良い復興、新たな防災のあり方を展望するととを目的に、圏内外から著名なスピ'-'i1ーを招宮、『東日本大贋災の経験と教訓[を世界へ』をテーマとして東北大学川内萩ホールで5回聞にわたって針10セッションが開催されました.本学は星見事量畏をはじめ、延べ5名1河t4つのセッションに参画しました.ー太災害発生…災害臓物鳩一事前の備えと官民連携による迅速な復旧ー-日時:3月17日{火)14・30-18・OO(開場13:30)・主催:仙台市災害廃棄物隼処理フォーラム実行委員会:復興と防災を支える市民のちからl-目時:3月18目(水)14:30・17:00(開場14:0)・主催:仙台市、第3回国連防災世界会議仙台開催実行委員会・共催:国際連合防災戦略事務局(UNISDR)川町カル弘rn仙台一東日本大震災の医療活動の実践と今後の展望--日時:3月15日〔日)1 0:00-12:00(開場9・00)・主催;仙台市(保健医疲課)~ヨE二;1.:_-i・・h被災地域の再生を支援する東北大学の役割と今後の展望等について発信するとともに、東日本大震災において医療関係者が取り組んだ医重要救援活動を撮り返り、そこから得た知見・数百1等を基に、将来起こりうる巨大地震・津波等の自然災書発生時とその後の医療活動のあり方について世界に発信しました.C第1郁〉パネルディスカッション『東日本大震災時の医療活魁の実鴎と今後の展望」Oコーディネーター辻一郎(東北大学医学系研究科教授〕Oパネリスト.永井幸夫(仙台市医師会会長)困純一(仙台歯車唱医師会会長)・北村哲治(仙台市薬剤師会会長)。コメンテーターi~t波孝(厚生労働省医政局地域医療計画課長)揮2部〉基調講演『東北大学病院の災書時における医療活動と東北大学の今後の役割」・里見進(東北大学総長).d;A!1.i温:l3 Ii.本フォーラムのパネルデイスカッションでは医学系研究科の辻教慢がコーデイネーターを務め、仙台医師会、仙台歯税医師会、仙台藁剤師会から避難所における医療活動や他地域からの医療チームの受け入れなど、1災時の経験と教訓を踏まえた災害時医療のあり方について、讃論されました.続いて里見総長が災害時の東北大学病院の対応や、被災地の中心にある総合大学としての東北大学の役割・今後の展望について基聞動演を行いまレた.Jft ~tコ史学病院のlIl!り組み総書聖肴および町の@・h・.,電.司晃司U!e:...の"'''可飽482句~:I't""'IiI"喝の車軸・への夏也貌:ra-崎明瑚腕~~ll叫則的な胸像舗の・・と簡略柚6|持続可能な開…の教育…災徽|の展開ーより良い子どもたちの宋来に向防て--日時:3月16日目)15:00-18:00(開場14:30)・主催:文部科学省、日本ユネスコ圏内蚤員会、宮滅教育大学・共催東北大学災書制学国際研究所、国連防災世界会議防災教育日本連絡会・後援:岩手県教育委員会、宮城県教育委員会、福島県教育委員会、仙台市教育蚕員会、気仙沼市、河北新報社Ki“金~"芳一司・・h乙のフ芳一ラムでは、防災・減災における持続可能な開発のための教育(ESD:EducationforSustainableDevelopment)が果たす役割について考えました.防災・滅災はESDの中心的なテーマの一つであり、特1<:東日本大震災後はESDの役割が注目されています'.2014年11月には、ESDIこ関するユネスコ世界会識で「あいち・なごや宣言」が採択され、今後いかにESDのコンセプトを防災・減災に取り入れるかを考える必貫性が更に高まりました.効果的な展開を図るため、本フォーラムでは、複災地での実践事例とともに、持続可能な開発のための教育の防災教育への貢献について語論を行いました.開会挨拶山脇良雄(文部科学省国眼鏡括官)題旨説明.見上一幸(宮械教育大学長)東日本大震災被災地における実践事例宛表l東北大学、気仙沼市階上地区コミュニティ、宮城県多賀誠高校パネルディスカッション。コーディネーターlショウラジプ(京都大学大学院地球環境学堂教授.SEEDSAsia理事:a)0登壇者・アレクサンダー・ライヒト(国連教育科学文化繊関〈フランス〉本部ESD課長)・アモーレ・デ・トレス(キャピトル大学〈フィリピン〉副学長)今村文彦慎北大学災害科学園際研究所所長・防災教育日本連絡会会長)l菅原昭彦(気仙沼市商工会議所会頭・仙台広域圃ESD.RCE運営質員)l武田真-(j可北新報社論説委員会副委員長)。コメンテーター.八ンス・ヴァン・ヒンケル(元国連事務次長・国連大学長)I角地スペンドリニ(インタープレスサービス特派員・日本外国特派員協会理軒圃H: 'J!Ij~ョ・・h文郁科学省などが主催した防災教育に関する本セッションは、まず大学や気仙沼市階土地区、宮城県多賀誠高校の実践事例が紹介されまじた.続いて「持続可能な開発のための防災教育への貢献』をテーマにパネルディスカ‘Yションが行われ、災書科学国際研究所の今村所長も畳壇者の一人として参加しました.会場には、中学生や小学生の親子連れも多く、活発な自陣論に耳を傾けていました.将来の巨大地震における災害廃棄物対策に向けて、東目本大震災にお1る仙台市の経酸・教訓等を世界へ発信するとともに、官民連携による事前の備えと早期復旧活動などの具体的な取組みについて、百量論を深めました.〈序〉事例発表「東日本大震災における災膏廃棄物の処理について」深松努(一般社団法人仙台建設業協会副会長)佐麗正之(宮城県解体工事業協同組合理事冊鈴木昇(宮媛県産業廊棄物協会仙台支部支部長)〈第1部〉基調講演「巨大災書発生時にお1る災寄廃棄物対策の取組みについて」切れ里泰弘(環境副太臣)〈第2郎〉パネルディスカッション「災害廃棄物対策に関わる事前の備えと官民連携による迅速な復旧」0コーディネーター吉岡敏明(東北大学大学院環境科学研究椅研究科畏)Oパネリストリト里泰弘(環境副大臣〕-ムラりー・スマルクディ{園連環境計画(UNEP)シニアプログラムオフィサー)lオロフ・リンデン{世界海事大学(WMU)教授)i深松努(ー娘祉団法人仙台建設業協会副会長);伊蹟敬幹(仙台市副市長).ilii:~団=置・・h仙台市災害廃棄物等処理フ:tーラム実行委員会が主催レた災害廃棄物に閲する本セッショシでは、東日本大震災により錆生したとてつもない量の震災廃棄物処理に尽力した関係国体の取り組みを擾り返りました.また、第2部のパネルディスカッションでは環境斡学研究桝の吉岡研究斡長がコーディネーターを務め、将来の巨大災害に向けた災害廃棄物対策としての事前の備えと官民連携による迅速な復旧について、国内外の有識者がそれぞれの専門的な観点からみた窟見交換カ骨なされました.国連防災世界会讃閉会式後に行われたとのセッションでは、国際センターで行われた本体会識の議論や圏内外の多様な主体が参加したパブリック・フ才ーラムでの量輸を市民と共有するとともに、東日本大震災の被災地である仙台で開催された意義や成果を総括しながら、本市の防災まちづくりや世界の防災文化の宋来について考えました.C第1部〉パブリック・フォーラムでの議論及び報告。コーディネーター.ー力雅彦(河北新報社代表取締役社長)。報告者-里見進慎北大学総長)・大山健太郎(仙台経済同友会代表幹事0・阿部欣也(仙台市連合町内会長会会長)〈第2部〉パネルディスカッション『復興と防災を支える市民のちから』0コーディネーター紅E晶子{防災からまちづくりを考える実行香員会委員長)。パネリスト!石塚直樹(特定非曽利活動法人みやぎ連携復興センター);合田茂広(2015防災世界会議日本CSOネットワーク(JCC20l5)宗片恵美子(特定非営利活動法人イコールネット仙台代表理事).木須i\重子(公益財団法人せんだい男女共同参画財団理事長)圃A; a!Ii~・..東日本大贋災総合フォーラムを締めくくる本セッションでは、地元実行蚕員会のメンパーで自らパブリツク・7珂・ーラムを主催レた方々がそれぞれのパブリツク・フォーラムの僚子や議歯の内容について報告しました.その申で里見総長は「東北大学復興シンポジウム」の報告として、これまで東北大学が取り組んできた8つのプロジェクトや復興アクション100+の成果と今後の連携強化についての展望を述べられました.また、「市民協働と防災」、「女性と防災」のテーマ館の方々によるパネルディス力ッションが行われ、市民のちからによる防災や復興の取り組みについて活発な意見交換カfなされました.~ヨ:~~~二a・h~金~:.;,L--'"基調講演をする里見締畏パネルディスカ、yショシでコーディネーターを務める吉岡研究科長1617