ブックタイトル第3回 国連防災世界会議を終えて ~東北大学の取り組み~

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第3回 国連防災世界会議を終えて ~東北大学の取り組み~

第3回国連防災世界会議を終えて~東北大学の取り組み~第2章東北大学の参画/各催事の報告〈イベント〉母と子を守る危機管理-地域医療・保健における創造的協働による新しい取り組み3妊婦や子育て世代を見守る暖かい目線。国や自治体、地域で「未来を想い、今を考える」被災からの早期復旧へ向けた高速な災害廃棄物量推定【ID:514】人と医療キーワード:医療,女性,子ども・若者,高齢者????????????????????????■日時:3月15日(日)17:30‐19:30(開場17:15)■会場:TKPガーデンシティ仙台(アエル内)ホールD(定員:200人)■問合せ:E-mail jsugawara@med.tohoku.ac.jp■主催:東北大学東北メディカル・メガバンク機構【ID:163】大震災と減災対策キーワード:災害廃棄物,科学・テクノロジー,復興,支援JPN ENG????????????????????????■日時:3月15日(日)9:15‐10:45(開場9:10)■会場:仙台市民会館会議室1(定員:50人)■問合せ:E-mail ohuchi@mail.kankyo.tohoku.ac.jp■主催:東北大学環境科学研究科イベント概要イベント概要開会挨拶(大内教授)日本は少子高齢化において世界の先端を走っており、高度情報化されたハイレベルの医療資源を持つ医療先進国です。日本における災害対応は世界にとって含蓄に富む教訓を与えるものと思われます。地域社会の復興を担う次世代を救護する上で東日本大震災の経験から得た知見は、今後世界中のあらゆる先進国が直面する少子高齢化社会において、防災対策を検討する際にモデルケースとして大きな貢献をもたらすものであるといえます。講演巨大自然災害により壊滅的被害を受けた被災地の速やかな復旧には、災害廃棄物量の推定をはじめとする被災状況の情報収集と分析が不可欠です。本フォーラムでは、「リモートセンシングと航空写真による災害廃棄物量(種類、範囲、量)を高速に推定する研究」「災害廃棄物輸送計画の展望」、及び「統合型水循環シミュレーションによる水資源管理システム」に関する最新の研究動向とその防災への適用可能性について紹介しました。17:30‐17:50講演1地域社会が輝くため、どのようにお産を守ったらよいか●菅原準一東北大学東北メディカル・メガバンク機構教授17:50‐18:10講演2妊産婦さんへいかに情報を伝えるか、情報収集するか●葛西圭子公益社団法人日本助産師会専務理事18:10‐18:30講演3妊産婦・子育て世代の震災時の困難な状況、それからの取り組み●小川ゆみ一般社団法人マザー・ウイング理事18:30‐19:30ワークショップチームのネットワーク力を高めるために。楽しい双方向イベントを企画しました。開催レポート■参加者数:126名????????????????????????1.班研究による調査結果と浮かび上がった課題1産科―災害―救急医療と自治体との連携不足。また、避難所や地域の情報が周産期医療従事者へ伝わらなかった事実。2妊産婦への情報伝達方法の具体化、産科情報(母子健康手帳等)のバックアップの必要性。3地方自治体による産科災害対応の準備状況に大きな地域格差があること。2.地域社会が輝くため、どのようにお産を守ったらよいか。1発災直後の妊産婦の命を救うため、人材を育てる。(DMATと周産期医療との連携)2情報こそ災害時に最も必要な支援。(妊産婦さんへ情報を伝達するマニュアル作成)3避難時にも必要な支援を。(妊産婦の救護、自治体との連携)4いつまでも忘れずに、持続的に災害対応を検討し、準備しなくてはならない。3.未来も地域が輝き続けるために。1地域の連携力を効果的に発揮して、安心安全なお産・子育てを実現。2各世代が、あらためて健康の意味を知り、未来社会へ貢献。Workshop主催者9:00‐9:10開場9:10‐9:15フォーラム概要説明●大内東(東北大学環境科学研究科客員教授)9:15‐9:35震災廃棄物量の推定を目的としたリモートセンシングデータ解析●景山陽一(秋田大学大学院工学資源学研究科教授)9:35‐10:05航空写真の画像解析による災害廃棄物量推定●山本雅人(北海道大学大学院情報科学研究科教授)10:05‐10:25災害廃棄物輸送計画の展望と課題●岸邦宏(北海道大学大学院工学研究院准教授)10:25‐10:45統合型水循環シミュレーションによる水資源管理システムの構築●山村寛(中央大学理工学部人間総合理工学科助教)10:45閉会開催レポート■参加者数:27名????????????????????????大規模災害後の高速な災害廃棄物量推定は被災地の回復の最初のステップです。衛星および航空画像から得られたデータの分析は災害廃棄物の大きさと位置について短時間に信頼できる情報を提供することができます。●データ処理は、画像の解像度を向上させ、推定の品質を改善するのを助けることができます。●より正確な推定方法は、影響を受けると影響を受けていない地域の決定するために必要とされます。●災害の結果の予測は緊急事態の効率的な対応のために必要とされます。プレゼンテーションシーン1プレゼンテーションシーン2プレゼンテーションシーン336 37