ブックタイトル第3回 国連防災世界会議を終えて ~東北大学の取り組み~
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第3回 国連防災世界会議を終えて ~東北大学の取り組み~
第3回国連防災世界会議を終えて~東北大学の取り組み~第2章東北大学の参画/各催事の報告〈イベント〉気候変動による大規模自然災害~ビックデータの活用によるリスクコミュニケーションへの展開~震災の経験をいかに東北は伝えるべきか?【ID:197】大震災と減災対策キーワード:企業,ビジネス・産業,防災教育JPN ENG【ID:165】大震災と減災対策キーワード:ビッグデータ,科学・テクノロジー,気候変動????????????????????????■日時:3月15日(日)10:00‐12:00(開場9:30)????????????????????????■会場:TKPガーデンシティ仙台(アエル内)ホールA(定員:300人)■日時:3月15日(日)18:05‐19:55(開場18:00)■会場:仙台市民会館会議室1(定員:50人)■問合せ:E-mail carineyi@irides.tohoku.ac.jp■主催:東北大学災害科学国際研究所(IRIDeS)■問合せ:E-mail kwmr3@sp.is.tohoku.ac.jpCarine Yi, OrganizerDr. Okumura, Opening, Deputy Director■主催:東北大学情報科学研究科■共催:一般社団法人東北経済連合会■協力:高麗大学日本研究センター全登壇者イベント概要イベント概要気候変動や地球環境変化を追跡分析する専門家のビッグデータの紹介と解析、予測結果を、科学コミュニケーションやリスクコミュニケーションの観点から講演を行うとともに軽減策について議論しました。東日本大震災発災から今日まで、私たち東北に住む者はさまざまな知見を得てきました。復旧・復興でも初めて体験するものが多かったといえます。これらの経験を次代に伝えるため、東北人は何をしなければならないのか、東北選出の国会議員や経済人と座談会方式で議論しました。また、会場全体で、東北の経済再生についても併せて検討しました。18:05‐18:10開会のあいさつ●Dr.奥村誠(東北大学災害科学国際研究所、副所長)〈第1部〉気候変動による大災害18:10‐18:25気候変動の水文学的影響:規模と不確実性●Dr. Samuel Lee, US DOE Federal EnergyRegulatory Commission, USA18:25‐18:40最先端気象レーダ情報を社会に活かすための社会実験●Dr.中谷剛,独立行政法人防災科学技術研究所,総括主任研究員18:40‐18:55ビッグデータを活用した水系に及ぼす自然災害の軽減●Dr. Ravi Mathi, AquaritasLLC, USA18:55‐19:10人間活動による有効土地の低下?中国マナス川流域の事例●Dr. Roy Park, R. Park and Associates Inc., Canada19:10‐19:25気候変動と農作物の生産性●Dr. Yong HeeShin / Dr. KyungwonPark /Dr. YongchulShin, APEC Climate Center, KOREA19:25 -19:40石巻市の経験を踏まえた日本社会に適した防災システムの開発●Dr.沼田宗純,東京大学Dr. LeeDr. Nakatani, Closing10:00‐10:05開会のあいさつ●徳山豪(東北大学情報科学研究科研究科長)10:05‐10:30震災時の回顧●鈴木俊一(衆議院議員)、平野達男(参議院議員・元復復興大臣)ほか10:30‐10:45女川原子力発電所での震災対応●渡部孝男(東北電力常務取締役・前女川原子力発電所長)10:45‐11:55パネルディスカッション●井上義久(衆議院議員)、後藤浩幸(日本アイ・ビー・エム(株)部長)ほか11:55‐12:00閉会の言葉●河村和徳(東北大学情報科学研究科准教授)女川原発に関する報告Dr. MathiDr. Park開催レポート■参加者数:190名????????????????????????このイベントでは、東北選出の国会議員3名と東北で活動をしている経済人2名の計5名で、震災を振り返り、今後の東北のあり方について意見を交換しました。参加した国会議員は、鈴木俊一衆議院議員(自民党、岩手2区選出)、井上義久衆議院議員(公明党幹事長、比例東北選出)、平野達男参議院議員(元復興担当大臣、岩手県選出)であり、経済界からは渡部孝男東北電力常務取締役(前女川原子力発電所所長)と後藤浩幸日本IBM東北復興支援部長が登壇しました。イベントでは、まずそれぞれが地震発生時の対応を振り返りました。渡辺常務からは、女川原子力発電所の対応についての報告がありました。その後、東北人の間で震災の記憶を共有し、将来に向けた政治家と経済人の協働についての議論が行われました。また新しいエネルギー政策の拠点として官民あげて努力することや、ILCの誘致などを通じて研究拠点性を高めることが必要であることをアピールしました。〈第2部〉総合討論19:40‐19:50司会:●Dr.桜井愛子,東北大学災害科学国際研究所、準教授19:50‐19:55閉会の挨拶●Dr.中谷剛,独立行政法人防災科学技術研究所,総括主任研究員参加した国会議員開催レポートDr. NumadaDr. Shin■参加者数:50名(定員満員)????????????????????????各国から専門家が集い、気候変動のメカニズムやその影響、管理体制について研究成果を発表し、議論を重ねました。本会議の大きな意義は、一般市民を交えての議論でした。日本語への通訳サービスを行わなかったのにも関わらず、大勢の方に参加いただきました。専門家の科学、工業的用語による説明は、一般の方には伝わりにくいという、リスクコミュニケーションに関する意識が一致しました。減災や防災のためには、このような認識を改め、誰もが災害被害者になりうることを認識し、個人レベルの知識と認識を高めるため、専門家の勤めが必要と考えます。復興の風景(女川)Dr. Sakurai, Discussion40 41