ブックタイトル第3回 国連防災世界会議を終えて ~東北大学の取り組み~

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第3回 国連防災世界会議を終えて ~東北大学の取り組み~

第3回国連防災世界会議を終えて~東北大学の取り組み~『生きる力』市民運動化プロジェクト推進のためのシンポジウム開催レポート■参加者数:122名展示東北大学復興アクション展示、ポスター展示、その他関連展示、ディスカッションツアー????????????????????????【ID:174】大震災と減災対策キーワード:市民,防災教育,防災,減災1「みんなの防災手帳」プロジェクトおよび被災訓練プログラミング「SENDAICAMP」の最新の状況について共有するとともに、次の展開について議論し、今後の方向性が得られました。東北大学の各教員が、展示ブースで防災活動や復興に関する取り組みの紹介を行いました。????????????????????????■日時:3月18日(水)10:00‐15:30(開場9:30)2若者層を代表して、我が国における「高校生」による減災に関する活動を発表■会場:東北大学川内北キャンパスB200(定員:200人)■問合せ:E-mail ssato@irides.tohoku.ac.jp■主催:東北大学災害科学国際研究所(IRIDeS)してもらい、参加者の関心を集めました。3「生きる力」市民運動化プロジェクトの次の展開について、シンポジウム参加者全員で議論し、今後の方向性が得られました。東北大学復興アクション展示イベント概要本プロジェクトでは、“災害と共存して「生きる力」”を高めるための市民運動・啓蒙活動を推進しています。本シンポジウムでは、今年度までに実施した「『みんなの防災手帳』の配布・普及」「被災訓練プログラム『SENDAI CAMP』の開発・実施」に関する報告と「『生きる力』を高めるために」というテーマでのパネルディスカッションを行いました。東北大学復興アクション-「東北復興・日本新生の先導」を目指して-【ID:296】大震災と減災対策,産業と暮らし,人と医療キーワード:大学,防災,減災????????????????????????■日時:3月14日(土)~18日(水)10:00‐19:00■会場:東北大学川内萩ホール2F会議室■問合せ:E-mail skk-staff@grp.tohoku.ac.jp■主催:東北大学コーディネーター今村文彦(東北大学災害科学国際研究所所長)佐藤翔輔(東北大学災害科学国際研究所助教)9:30‐9:40開会のあいさつ●今村文彦(東北大学災害科学国際研究所所長)展示概要会場入り口での動画「Tohoku University DRR Actions」上映〈第1部〉9:40‐10:40「みんなの防災手帳」に関する報告-知識・教訓を伝える-●豊嶋茂一(多賀城市総務部交通防災課消防防災係)●守部智博(高鍋町役場健康福祉課課長補佐)●山口英二(テレビ岩手常務取締役)活動報告の様子東日本大震災の被災地域の中心にある総合大学として、被災からの復興・新生を先導する研究・教育・社会貢献活動を紹介するため、東北大学がこれまで取り組んできた「8つの重点プロジェクト」(災害科学、地域医療、エネルギー、情報通信、海洋、放射能、地域産業、産学連携)の活動内容を展示しました。〈第2部〉10:45‐11:55「SENDAI CAMP」に関する報告開催レポート-次の災害への適応力を高める-●浅野竜一(Project72ミッショントレーナー)■来場者数:約1,400名????????????????????????●杉浦元亮(東北大学災害科学国際研究所准教授)●野内類(東北大学災害科学国際研究所助教)●小野敬弘(宮城県多賀城高等学校災害科学科設置担当教諭)●伊藤綺花、日野和渡、伊藤いずみ、黒川愛(宮城県多賀城高等学校生徒)●伊藤真由美(資生堂販売㈱東北支社仙台オフィス美容統括部美容部長)〈第3部〉12:00‐13:20高校生による防災・減災-若者の「生きる力」-※ポスター13:20‐14:10高校生による防災・減災-若者の「生きる力」-※オーラル●宮城県仙台第一高等学校●宮城県仙台第二高等学校●宮城県仙台第三高等学校●宮城県古川黎明高等学校●宮城県多賀城高等学校〈第4部〉14:15‐15:15パネルディスカッション-今後「生きる力」をさらに向上させるためには-●宮城県多賀城高等学校日本人高校生による英語プレゼンテーション本展示には開催期間5日間で約1,400名の方にご来場いただき、東北大学の震災復興の取り組みへの高い関心がうかがえました。イベント開催期間中は8つの重点プロジェクトの各担当者が会場に控え、来場者にプロジェクトの説明等を行いました。会場入り口では、東北大学の震災当時の様子から災害復興新生研究機構の発足、各プロジェクトの様子を紹介する「Tohoku University DRR Actions」を上映しました。展示会場内では各プロジェクトの活動内容を紹介するパネル展示に加え、地域医療再構築プロジェクトでは、「みらいの健康、宮城のみらいへの願い」をカードに記入・展示する場所を設け、多くの来場者がみらいへ向けたメッセージを残しました。また、放射性物質汚染対策プロジェクトや復興産学連携推進プロジェクトでは、実際に開発された研究機器も展示するなど、多様な展示物が公開されました。本イベントは、大震災を経験した総合大学として、これまでの経験と知見を国際社会と共有し、国内外での防災・減災について貢献する重要な機会となりました。東北の復興だけでなく、日本全体が元気になり、生まれ変わってほしいという思いを込めて、これからも東北大学は、一層の努力を続けてまいります。東北大学災害復興新生研究機構Webサイトhttp://www.idrrr.tohoku.ac.jp/東北メディカル・メガバンク(地域医療再構築プロジェクト)の展示放射性物質汚染対策プロジェクト・リーダー:石井教授による説明●濱本行則(三重県庁紀南地域活性化局地域活性化防災室シンポジウム参加者全員によるディスカッションの様子(オーガナイザー:今村文彦教授)県民防災課)●ボレー・セバスチャン(東北大学災害科学国際研究所助教)58 59