ブックタイトル里見ビジョン2015

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概要

里見ビジョン2015

「知のフォーラム」の開所知のフォーラムは、日本の大学で初めて本格導入された訪問滞在型の研究プログラムです。人類の課題や世界動向を踏まえた多様な分野の中から戦略研究テーマを設定し、そのテーマを牽引する世界の第一級研究者を招聘します。第一級研究者と本学の若手研究者・学生が日常的に柔軟な議論を行うことを通じて、将来のグローバルリーダーを養成するとともに、国際的な頭脳循環のハブとして「知の飛躍」を創出する環境を醸成しています。2014年度は3つのプログラムを実施し、世界各国から延べ942名が参加拠点施設の「知の館」(TOKYO ELECTRON House of Creativity)ベンチマーク大学の選定世界の研究大学の調査及び各種データベース・解析ツール等を活用し、シンガポール国立大学、スイス連邦工科大学チューリッヒ校、カリフォルニア大学ロサンゼルス校、カリフォルニア大学サンタバーバラ校、ケンブリッジ大学、シカゴ大学の計6大学を東北大学のベンチマーク校に選定しました。Falling Walls Lab Sendaiの開催Falling Walls Labとは、「ベルリンの壁」崩壊20周年を記念し、2009年ベルリンに設立された財団「Falling WallsFoundation」主催の弁論大会で、全世界にある「様々な壁」を打破することをメインコンセプトに、35歳以下の若手研究者が3分間で自身の研究活動を紹介します。Falling Walls財団との共催により、東アジア地域で初のFalling Walls LabSendaiが東北大学で開催されました。2014年度は国内の若手研究者等26名が参加し、上位3名をベルリンで開催された本選に派遣しました。若手研究者による3分間プレゼンの様子Sketches of Science at Tohoku Universityの開催スウェーデンのノーベル博物館、リンダウ・ノーベル賞受賞者会議等との共催により、「Sketches of Science at TohokuUniversity」を開催。50名を超えるノーベル賞受賞者が、大きな模造紙にメッセージや自身の研究内容をクレヨンで表現し、受賞者自身と一緒に写真に収めたパネル展や東北大学のノーベル賞関連資料の展示などが行われました。延べ5,000人の市民、学生等が鑑賞したほか、ノーベル博物館長オロフ・アメリン氏による特別講演「ノーベル賞の原点、世界に与える影響~そして未来へ~」も実施されました。開催ポスターノーベル博物館長の特別講演20