ブックタイトル里見ビジョン2015
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里見ビジョン2015
革新的研究開発推進プログラム(lmPACT)の開始本プログラムは、実現すれば産業や社会の在り方に大きな変革をもたらす革新的な科学技術イノベーションの創出を目指し、ハイリスク・ハイインパクトな挑戦的研究開発を推進することを目的として創設されたプログラムです。本学からは2名のプログラム・マネージャーが選ばれ、「無充電で長期間使用できる究極のエコIT機器の実現」「タフ・ロボティクス・チャレンジ」の2つのプログラムが開始されています。プログラム名プログラム・マネージャー無充電で長期間使用できる究極のエコI T機器の実現PM:佐橋政司教授タフ・ロボティクス・チャレンジPM:田所諭教授期待される産業や社会へのインパクト充電不要なモバイル機器でストレス無し、無充電でも動作する防災センサや災害時の緊急情報アクセス完備で圧倒的安全安心社会、我が国電子産業の再興を実現。ロボットを災害緊急対応・復旧・予防に活用して、我が国や世界の安全安心に貢献。未来の高度な屋外ロボットサービスの事業化・普及への道を拓く。「社会にインパクトある研究」の推進社会が期待する大学の役割に応えていくためには、基礎研究とともに、短期間・研究者個人では解決困難な「社会が切望する課題」や「今後社会が直面するであろう課題」、「未来の社会を豊かにする課題」に対し、長期的・組織的ビジョンをもって取り組んでいくことが必要です。東北大学が、基礎研究の推進とともにこうした国民、社会に対する責務と使命を果たしていくため「持続可能社会の創造」、「資源環境社会の構築」、「世界一の産業の創生・活性化」、「健康寿命の延伸」及び「心豊かな社会の創造」などの2050年に向けての重要な課題を共有し、本学の基礎研究の伝統と強みを結集した研究のプログラム化が進められています。また、このような学際的環境下で、正答の保証のない研究課題への挑戦を通じ、困難を克服する気概と広い視野をもつ、創造性豊かな人材育成に貢献します。COI拠点の設置「革新的イノベーション創出プログラム(COI-STREAM)」に採択された本拠点では、安全な飲込みセンサ、絆創膏タイプセンサ、鏡タイプのセンサなどを活用し、日常生活からさりげなく行動や心身の情報を収集します。常に自分や家族の生活や健康状態が分かり、周囲が見守り支援する「強い絆」を構築できるようにすることを通じて、不安のない安寧な、生きがいあふれた社会を創ることを目的としています。「東北メディカル・メガバンク計画」の研究成果を活用した日本人ゲノム解析ツール「ジャポニカアレイR」の共同開発医療情報・センシング情報の解析で健康な生活を実現22