ブックタイトル里見ビジョン2015

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概要

里見ビジョン2015

地域開放型を目指した東北大学クリニカル・スキルスラボ地域医療再構築プロジェクト2012年6月、国と県の支援を受け被災地の医療復興に寄与するため、地域開放型の東北大学クリニカル・スキルスラボが開設されました。地域医療・被災地医療に従事する若手医療関係者を対象に、多数の教育研修会を実施しており、医療用シミュレータを活用した臨床技能習得の他、医療安全のためのチーム・トレーニングも学べます。東北大学クリニカル・スキルスラボの利用実績(件、人)14,00012,000利用件数利用人数12,80910,0008,8648,0006,0004,7605,7454,0003,6732,0000436 522 708 863 1,0742009 2010 2011 2012 2013(年度)シュミレータによるトレーニングクリニカル・スキルスラボの利用実績推移地域のエネルギー拠点の形成環境エネルギープロジェクト災害時にも利用可能なエネルギーシステム構築の第一歩として、石巻市立鹿妻小学校に太陽光発電とガスコージェネレーションシステム、蓄電池、平時/非常時の区別なく使用することのできる照明ならびにコンセント、EVチャージャーを設置し、エネルギーの地域拠点としました。宮城県石巻市立鹿妻小学校における実証実験の様子地元漁業への貢献東北マリンサイエンスプロジェクト東北マリンサイエンスプロジェクトでは宮城県女川湾、志津川湾、長面湾、鮫ノ浦湾における海水温や海洋観測結果を、リアルタイムで情報提供しています。また、宮城県山元町の地先漁場では、大量の瓦礫が漁場に流入・堆積したため操業ができない状況が続いていましたが、瓦礫の堆積に対応した新しい操業方式を開発し、ホッキガイ漁業の本格操業が再開するなど、科学研究と漁業関係者の経験を融合させた連携体制で活動を行っています。新しい操業方法による実証実験の様子27