ブックタイトル東北大学 アニュアルレビュー2015
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東北大学 アニュアルレビュー2015
Campus Report現在は、地下鉄東西線開業に向けて川にカフェがオープンした。正面緑地内に張キャンパス入口の新たな顔となる空間を内駅前の広場とそこから南に延びるモーり出した増築部分の外壁に、既存樹木を創出している。杜とともに──さらなるキャンパスの発展ルの整備が進行中である。避けるように設けられた窪んだガラス面は、オーディトリアム内部へ自然光と緑の眺めを導き入れる。また増築部分エントランスホールは、レセプションやポスターセッショ国内外の知的交流を促進する「知の館」が完成ンなど多目的に利用できる空間となってい歴史的建造物である本部棟1の一部を、る。星陵キャンパスの中心に位置し、新た外壁を復元しつつ改築。国内外からの研青葉山北キャンパス青葉山北キャンパスアカデミック・サイエンス・コモンズ(仮称)川内キャンパス川内キャンパスな機能を備えたこの施設で、様々な知的交流がなされることが期待される。究者が集い、研究・交流を促進する場としての「知の館」を整備。北門から続くキャ青葉山駅からの歩行者路整備を開始2015年12月の仙台市営地下鉄東西線の開業に合わせ、青葉山駅から北キャンパスへの歩行者路の整備を開始。バリアフリーに配慮するとともに、冬季の積雪や凍結防止にロードヒーティングを設置するなど安全で快適な歩行者空間を目指す。青葉山東青キャンパス葉山東キャンパス農学系総合研究棟交流を促す施設・屋外環境の整備が相次いで完成全学教育の場である北キャンパスでは、老朽・狭隘化の著しかった既存の管理棟を改修・増築し、学生サービスの窓口を一本化する教育・学生総合支援センターが完成した。正面の広場に向けて庇を拡げる開放的なファサードが、学生を迎え入れている。星陵キャンパス星陵キャンパス星陵会館改修および星陵オーディトリアムが完成厚生施設として星陵キャンパスの生活を支えてきた星陵会館を全面改修し、さらにその東側正面に座席数280席のオーディトリアムを増築する整備が完了した。既存部分にあった食堂や購買書籍店は明るく快適な空間に一新されるとともに、新た片平キャンパス片平キャンパス電気通信研究所本館が完成ンパスのメインストリートに新たな活気を与える施設となっている。仙台市営地下鉄東西線が2015年12月に開業予定快適な歩行空間としての市道青葉山亀岡線の整備仙台市との共同事業として整備を進めてきた市道青葉山亀岡線の整備が今年度、最終段階を迎える。既存のけやきの高木などを生かして歩道を拡幅し地下鉄東西線の青葉山駅に繋がる、より快適で安全な歩行者空間として再生する。ズ(仮称)の建設に着手。メインストリートであるキャンパスモールに面すると同時に、南側は緑豊かなユニバーシティパークに面した多様なキャンパスライフの中心施設として計画。また、農学系総合研究棟の建設も2016年の完成を目指して進めている。一方、文系の学部・研究科が活動する南キャンパスでは、老朽化が著しく震災被害も受けた大講義棟が、文科系総合講義棟として建て替えられた。外観は仙台城二の丸跡の歴史的景観への調和に配慮す片平南キャンパスで一昨年から建設が進んでいた「電気通信研究所本館」が完成。スクラッチタイルを用いたデザインとし、メインストリートに面して建物内外に交流空間を設け、賑わいを表出させることで、南地下鉄東西線の開業を間近に控え、川内キャンパス、青葉山キャンパスにはそれぞれ川内駅・青葉山駅が完成。川内キャンパスに隣接する国際センター駅も含めた3駅の見学会が開催され、開業への期待をふくらませるものとなった。レジリエント社会構築イノベーションセンターが完成るとともに、内部ではゆったりとしたロビーやコモンスペースから周辺の緑が眺められ、快適な知的交流の場となっている。超高齢化、大規模災害のほか多くの不確定要素に対応できるレジリエンスを備えた社会を実現するための研究プロジェクトの青葉山新青キャンパス葉山新キャンパス拠点としてレジリエント社会構築イノベーションセンターが完成。外観はデザインコードに合わせスクラッチタイルを用いたアカデミック・サイエンス・コモンズ(仮称)・農学系総合研究棟の工事が進捗中デザインを踏襲し、キャンパス全体との調和を図っている。また2015年3月に開催された国連防災会議に合わせ、藩政時代の扇坂が階段として整備され、国際センターと萩ホールを結雨宮キャンパスからの移転の一環として、附属図書館農学分館の機能に加えてアクティブラーニングスペースなどを設け、講義室、カフェテリア、売店等を一体的に整備するアカデミック・サイエンス・コモンぶ遊歩道が完成した。これにより川内周辺の施設群の一体的利用が促進されるとともに、三太郎の小径へのアクセスも向上し、キャンパスだけでなく青葉城趾周辺の散策がより快適に楽しめるようになった。Tohoku University ANNUAL REVIEW 2015page: 32Tohoku University ANNUAL REVIEW 2015page: 33