ブックタイトル東北大学案内 2018年度

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概要

東北大学案内 2018年度

Faculty of Economics経済学部実態としての経済と理論としての経済への視点●募集の単位●入学定員●募集人員学部単位260名AO入試Ⅲ期45名一般入試前期185名一般入試後期30名学部長からのメッセージ高校生の皆さんへ情報や技術の変革の時代の中で教育の本質を学び、究めよう情報技術の発展によるビッグデータや人工知能・ロボット開発を背景にして、第4次産業革命とも呼ばれる社会変化が起きようとしています。社会のグローバル化に加え、このような変化の時代にあっては、できる限り幅広く知識を求めることが必要です。経済学部においては、経済学と経営学を幅広く総合的に学べるのが特徴です。人間社会のあり方を経済現象の面から奥深く探求する理論的分野から実務に直結する実用性の高い分野までの幅広い体系的教育により、来るべき「超スマート社会」における社会経済を支えるリーダーを育てます。経済学部長・経済学研究科長照井伸彦学習の特徴と4年間の流れ経済学部では、1・2年次には経済学および経営学に関する基本的知識を習得するための科目、3年次以降にはより専門的・応用的知識を習得するための科目を配当しています。3・4年次には少人数で行う演習科目(ゼミナール)を設けており、4年次には学習成果の集大成として演習論文を作成します。なお、日本を代表する学外の大学・研究機関から招いた講師による授業や大学院開講科目の一部も履修することができるほか、インターンシップや海外留学先で履修した科目についても単位認定を行っています。学科選択について1年次2年次3年次4年次卒業後全学教育科目●入学式●オリエンテーション●学部専門教育「基礎専門科目」を履修演習論文専門教育科目(基礎専門科目、基本専門科目、特定専門科目、演習専門科目)実習科目(簿記、原価計算、キャリア・プランニング、インターンシップから選択)●学部専門教育「基礎専門科目」を履修「基本専門科目」と「特定専門科目」の一部を履修●3年次以降の所属ゼミを選択●学科選択経済学科経営学科●「基本専門科目」と「特定専門科目」を幅広く履修●インターンシップなど●論文作成・発表●就活など●学位記授与式●進学・経済学研究科・会計大学院ほか●就職経済学部は「経済学科」と「経営学科」の2つの学科から構成されていて、学科の所属は3年次に選ぶ「演習専門科目(ゼミナール)」によって決定します。なお、どちらの学科に所属しても履修できる科目は共通です。1研究・教育の特徴?入試と学部・学科の概要学部の特徴●総合大学としての特性を活用した教養教育の上に、経済学・経営学の融合教育を行います。●少人数の演習を重視した教育を実施し、広い基本的知識と深い専門的・応用的知識および課題探求力を身につけた国際的視野を持つ指導的人材を育成します。●大学院との連携教育を実施することにより教育の高度化をはかります。学部の詳細はこちらへ学部パンフレット市場調査の様子企業による説明会の様子在学生からのメッセージ経営者と接する機会がある実践学習東北大学経済学部では1、2年次で経済系、経営系両方の基礎を学ぶため、学問の具体的な内容が分からないという方でもある程度の知識を得た上で専攻を決めることができます。また講義を通して様々な企業の代表取締役の方や、第一線で活躍していらっしゃる経営者の方のお話を伺う機会も多くあるので、取り組んでいる学問が現場でどのように活かされるのかをより実践的に学べます。経済学科3年南拓海さん(茨城県立水戸第一高等学校卒業)1、2年次に経済・経営の基礎を修得経済学科変動する経済社会のメカニズムを解明する経営学科企業や地域社会のかかえる諸問題を解決する経済学を学ぶということは、現実の社会を解剖する知識と技術を身につけることです。経済社会の仕組みや、その動きを、理論、政策、歴史などの多様な側面から解析すること、統計データの分析手法を学び、近未来の経済動向を予測することなどに取り組みます。また環境や福祉にも目を向けます。●選択可能な専門教育科目(一部)基礎専門科目実習科目基本専門科目特定専門科目経営学を学ぶということは、企業を中心とするさまざまな経営体の仕組みや運営に関する知識と技術を学ぶことです。国際化し複雑化した現代社会のなかで、企業と社会はどのように関わるのか、企業の戦略はどうあるべきかなどを、理論的、歴史的、実践的な角度から分析することに取り組みます。また地域社会のかかえる課題を明らかにし、解決する方策を探ります。経済学入門、経営学入門、会計学入門、経済史入門、統計学入門、経済経営数学基礎、プレゼミ簿記、原価計算、キャリア・プランニング、インターンシップミクロ経済分析、マクロ経済分析、政治経済学原理、経済政策、数理統計、経済史、経営原理、経営組織、会計原理、経済学史、経済発展、財政学、金融論、国際経済、日本経済、日本経済史、計量分析、オペレーションズ・リサーチ、ファイナンス、企業論、経営政策、経営史、管理会計、財務会計、医療福祉経済、市場戦略経済経営数学、Japanese Buisiness and Economy、外国書講読、環境経済、地域経済、ビジネス・コミュニケーション、特別講義※、特殊講義※3大学生活学科・専修ガイドブック『東北大学経済学部学部案内』(毎年改訂)1、2年次では経済・経営に関する様々な授業を履修し、幅広い基礎知識を身につけてきました。この知識を元に3年次からはゼミに所属し、仲間と先生と共に考えを深めることができます。また、プレゼンテーションなど、実践的なスキルが身につくこともゼミ活動の魅力の一つです。経営学科3年佐々木薫さん(宮城県仙台第一高等学校卒業)演習専門科目経済学演習、経営学演習※特別講義:学外講師による実践的・先端的分野の講義、※特殊講義:大学院の講義を希望者向けに特別開講大学院への進学さらに、学部卒業後は大学院への進学も可能。高度な職業能力、専門的職業能力を身に付け、ゆくゆくは社会を牽引する指導者としてリーダーシップをとっていけるような人材を目指します。●ウェブパンフレットhttp://www.tnc.tohoku.ac.jp/pamphlet.php●所在地仙台市青葉区川内27-1(73p MAP)●問い合わせ経済学部教務係TEL 022-795-6265(月~金曜8:30~17:15)●ウェブサイトhttp://www.econ.tohoku.ac.jp/経済学部・経済学研究科棟現代社会が抱える問題にも挑戦ゼミでは地方創生について学んでいます。急速に過疎化が進む現代において地方が持続的な発展を遂げるためになすべき政策について皆で話し合います。受験は長く辛いものです。月並みな言葉ですが、「最後まで諦めない」これに尽きると思います。時には不安に押し潰されそうになることもあると思いますが自分を信じて頑張ってください。努力は裏切りません。経営学科4年中沢駿太さん(長野県上田高等学校卒業)身近な生活がディスカッションテーマにゼミでは、ゲーム理論を専攻しています。経済主体間の意思決定にかかわる相互依存関係について基礎から学ぶとともに、ミクロ経済学や公共経済学などの分野に応用する手法を学んでいます。さらに、身近な生活をトピックとしたディスカッションを通し、人々の最適な行動について考えることで、より発展的な思考力を養っています。経済学科4年青木和香奈さん(山形県立米沢興譲館高等学校卒業)学部インフォメーション●外国人留学生と楽しく国際交流経済学部では、毎年多くの外国人学生が日本に留学してくるとともに、日本人学生が外国の大学へ留学します。経済学部では、このような学生を支援するために国際交流・研究支援室を設けて学生をサポートしています。また、国際交流オアシスによる文系共通企画を含め、様々なイベント・プログラムを通じ、日本人学生と留学生の国際交流を推進するための活動に力を入れています。交換留学制度や短期留学プログラムを利用して留学することもできますので、外国の大学で学ぶ機会も得られます。経済学研究科経済経営学専攻会計大学院(会計専門職専攻)経済・経営への強い関心と、関連する基礎学力を持ち、将来は当該分野の研究者として、あるいは専門職業人として活躍することを希望する学生を積極的に受け入れています。進路状況(2016年3月卒業生)主な進学先内訳経済学研究科.......................... 38.9%会計大学院.............................. 27.8%他大学の大学院等................... 33.3%その他7.8%公務員21.2%進学6.7%一般企業等就職64.3%就職先業種別内訳建設業........................................ 1.7%製造業...................................... 22.5%電気・ガス・熱供給・水道業....... 5.8%情報通信業.............................. 13.3%運輸業・郵便業.......................... 2.3%卸売業・小売業.......................... 4.0%金融業・保険業........................ 37.6%不動産業、物品賃貸業............... 1.2%学術研究、専門・技術サービス業... 2.9%教育、学習支援業....................... 1.2%複合サービス事業..................... 4.0%サービス業(他に分類されないもの)... 1.7%その他........................................ 1.7%会計に関する基礎学力を持ち、将来は高度な分析能力を身につけた上で国際的な場面で活躍する職業会計人となることを希望する学生を積極的に受け入れています。進路内定者からのメッセージ大学生活では、留学や学生団体代表、サークル活動など様々な経験をしました。ここから芽生えた「日本の農業を変える」という夢の実現に向けて、社会人としてスタートします。皆さんもたくさんの経験を学生生活でしてください。内定先日本総合研究所豊島健太さん(宮城県白石高等学校卒業)本気で達成したい目標があるとき、経済学部には一緒に頑張る友人や応援してくれる先生方がたくさんいます。学問の知識だけでなく人とのつながりの大切さを実感できる学部なので、自分の本当にやりたいことがみつかると私は考えます。内定先東北経済産業局二瓶望美さん(福島県立会津学鳳高等学校卒業)34Tohoku University35