ブックタイトル東北大学案内 2018年度

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概要

東北大学案内 2018年度

School of Medicine医学部幅広い視野と探究心を備えた医療人に●募集の単位●入学定員●募集人員学科・専攻単位医学科130名保健学科144名医学科:AO入試Ⅱ期15名AO入試Ⅲ期10名一般入試前期105名保健学科:AO入試Ⅱ期10名AO入試Ⅲ期26名一般入試前期108名学部の特徴医学科●自ら問題を発見し解決できる医師・研究者の養成を行います。自立に必要な「学び方を学ぶ」6年間を提供します。●海外を含め、100を超える関連施設での高度医療、地域医療および研究の実習機会を提供します。保健学科●人間性豊かな優れた医療専門職業人や、研究者・教育者のリーダーを育成しています。学部の詳細はこちらへ学部パンフレット学科・専攻ガイドブック『東北大学医学部医学科・保健学科』(毎年改訂)●ウェブパンフレットhttp://www.tnc.tohoku.ac.jp/pamphlet.php学部長からのメッセージ最先端の知識と豊かな想像力で「新たな知」を未来につなごう「社会の課題を解決する」ことが、皆さんの医学部を目指す大きな動機と想像します。今や、人に関わるほとんどの領域が医学教育や研究の対象となっており、その範囲はますます拡大しています。このような諸学問の基本を学び、それを通して将来の生き方を模索していくことが、医学部の勉強です。研究第一主義を反映する本医学部の特色ある教育は、各自の興味と特性、そして価値観にふさわしい豊かで意義深い人生を歩む上で素晴らしい入り口となるでしょう。主体的な学びと自己研鑽の姿勢を身につけ、皆さんが将来、医学・医療をより良いものへ発展させていくことを期待しています。学科について在学生からのメッセージ高校生の皆さんへ互いに切磋琢磨し、一流の医学研究者へ医学部長・医学系研究科長五十嵐和彦医学部は医師養成のための医学教育を行う「医学科」と、看護師や、放射線技師、検査技師を養成する「保健学科」の2つの学科から構成されています。医学科学科単位募集入学定員130名医学部医学科では、「研究第一」、「実学尊重」の建学理念のもとに、研究心を有する医療・医学研究リーダーを養成します。研究心を持って一生にわたって能動的に学習し続ける姿勢と学習法を体得するための6年間を過ごします。3年次には20週間の基礎医学修練があり、研究の進め方や成果の発表の仕方などを学び、医学研究を自ら遂行できる能力を習得し「研究第一」を実体験します。4、5、6年次の臨床修練、高次臨床修練では、東北大学病院で日常診療から最先端高度医療までを学びます。また、東日本大震災の被災地を含む東北全域に広がる東北大学関連病院で学ぶことで被災地医療復興および地域医療の重要性、やり甲斐を体得します。さらに、配属診療科によっては海外の医療機関での留学実習も実施しており、これらの多彩な臨床実習を通じて「実学尊重」を高いレベルで実現します。もっと知りたい、もっとやりたい。そんな好奇心に応えるように、多くの研究室が学生へ扉を開いています。大学の支援も厚く、異なる視点を持つ同級生と切磋琢磨することで、医学研究者として確かな一歩を踏み出せます。若気の至りと言われるほどの冒険は今しかできません。貴重な6年間をここ東北大学で過ごしてみませんか。学習の特徴と6年間の流れ本医学科は、研究医、臨床医、医療行政官など学生の多様なキャリア形成を支援します。1年次から医療コミュニケーションのトレーニングを始めると共に、研究の現場を訪問し、興味のある学生はすぐに研究を始められます。在学中に医学博士を取得するコースもあります。医学英語では、英語を母国語とする外国人が指導します。3年次では長期間、研究に集中し、この間に海外留学も可能です。4年次後半からの臨床実習では大学病院だけでなく、様々な地域の東北大学関連病院でも学べます。“世界”を見据える高度な医学教育ゲノム医療や再生医療などの最先端医療は、基礎医学と臨床医学のコラボレーションによって実現されます。医学科では世界トップレベルの研究と医療の現場を教育環境とし、学生と教員の信頼関係の上に高度専門教育を提供し、グローバル化社会でリーダーシップを発揮できる人材の育成に取り組んでいます。少人数グループによる双方向性授業質の高い臨床実習3年次の基礎医学研究や6年次の高次臨床修練では海外留学を推奨している100年の歴史と伝統を誇る東北大学病院は、高度先進医療を担う多くの診療科、様々な救急患者を対象とする高度救命救急センター、そして総合診療を担当する総合地域医療教育支援部が質の高い臨床教育を提供します。さらに、東北全体に広がる東北大学関連病院・施設で充実した地域医療実習も体験できます。1年次2年次3年次4年次5年次6年次卒業後全学教育科目基礎医学基礎臨床医学医準臨医学・医療入門/問題解決型学習医学備床学実修行動科学(医学研究)英語修習練前練生命科学●入学式●全学教育、専門科目のほか、臨床医学の導入教育を実施解剖実習など基礎医学実習研究アプレンティスコース社会医学問題解決型学習CBT/OSCE共用試験●研究医コース(MD-MC-PhDコース)で博士取得後、4年次に復学●白衣式キャリアパス支援臨床修練地域医療実習研究成果展開コース●研究医コース(MD-PhDコース)で博士取得後、5または6年次に復学東北大学病院卒後研修センターや医学部教室員会等と連携して、キャリアパス懇談会・合同病院説明会・臨床研修マッチング説明会等を実施しています。附属施設・関連施設修高練次臨床卒業試験●臨床研修マッチング●医師国家試験●学位記授与式海外留学●臨床研修2年●進学・医学研究科ほか●臨床医、研究者、医療行政官など3年次での基礎医学修練、6年次での高次臨床修練において、海外での研修・フィールド研究・病院実習を行うことができます。医学部開設百周年記念ホール(星陵オーディトリアム)クリニカル・スキルスラボ附属図書館医学分館医学部6号館東北メディカル・メガバンク棟1研究・教育の特徴?入試と学部・学科の概要3大学生活医学科3年佐伯尚美さん(宮城県仙台第二高等学校卒業)●所在地仙台市青葉区星陵町2-1(73p MAP)●問い合わせ医学科:医学部教務課学部教務係TEL 022-717-8009保健学科:医学部教務課保健学科教務係TEL 022-717-7905(いずれも月~金曜8:30~17:15)●ウェブサイトhttp://www.med.tohoku.ac.jp/星陵キャンパス学生の学ぶ意欲を尊重する大学世界で活躍されている先生方による質の高い講義や実習、多様な価値観の人と交流できる課外活動などで学生生活は充実しています。海外留学や基礎研究などへの挑戦をサポートしてくれる多彩なカリキュラムがあるのも「研究第一、門戸開放」を掲げる東北大学ならではです。学生のやる気にしっかり応えてくれるこの環境でぜひ、一緒に学びましょう。医学科4年伊藤博信さん(開成高等学校卒業)研究、留学、課外活動など視野を広げるチャンス当たり前のことですが、自分が動くことで、見える世界や人とのつながりが広がっていきます。東北大学には、様々な部活・サークル等の活動をはじめとして、研究に打ち込んだり海外に留学したり、自分の視野を広げる機会があちこちに準備されています。自由に使える時間が増える分、ぜひ、自分の興味・関心にしたがって、様々なことに挑戦してみてください。医学科5年梅木香歩さん(青森県立八戸高等学校卒業)未来を求め、自分の無限の可能性に挑戦東北大学には日本や世界でご活躍されている先生方や全国から高い志を持った優秀な仲間が集い、刺激的な毎日を送っています。海外留学や研究などの機会も充実しており、視野を広げ、自分自身の成長につながる環境が整っています。自分の無限の可能性に挑戦できるチャンスがここにはあります。前途洋々たる未来を求めに東北大学に来てみませんか。医療面接のトレーニング外科チームの一員として医学科進路状況(2016年3月卒業生)その他2.5%臨床研修医等97.5%研修先の地域区分東北・北海道地区..................... 64.7%関東地区.................................. 18.1%中部地区.................................... 7.8%近畿以西地区............................ 9.5%加齢医学研究所東北大学病院進路内定者からのメッセージ研究や論文執筆、学会発表、そして海外留学。学生という妥協なしに世界に挑む機会を沢山いただきました。挑戦を必ず応援してくれる人がいる!東北大学での6年間で得られる経験と、学内外の素晴らしい先生や仲間との出会いは一生の財産になるはずです。内定先亀田総合病院高橋揚子さん(長野日本大学高等学校卒業)大変密度の濃い学生生活を送ることができました。何よりもこの6年間、同期に刺激を受け続け、自分自身が大きく成長することができたと思います。先生方のみならず、学生の志や熱意に満ち溢れているのが東北大学の特徴です。内定先山形県立中央病院千葉優人さん(山形県立山形東高等学校卒業)40Tohoku University41医学科6年佐藤俊宏さん(福島県立福島高等学校卒業)