ブックタイトル東北大学案内 2018年度
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東北大学案内 2018年度
歯学部学部の特徴●歯学部は、東北大学病院のある星陵キャンパスの一角にあります。キャンパスも病院も年々リニューアルされており、その充実した最新の施設・環境の中で臨床実習や臨床研修などが行われています。●歯学部では、隣接する東北大学病院歯科診療部門の恵まれた施設と優れた指導陣の下で、診察、治療、歯科技工などの実習や研修を通して、歯科医学の臨床を幅広く学ぶことができます。学部の詳細はこちらへSchool of Dentistry研究第一主義に基づき先端的歯学研究を推進●募集の単位●入学定員●募集人員学部単位53名学科・専修ガイドブック『東北大学歯学部学部案内』(毎年改訂)AO入試Ⅱ期8名AO入試Ⅲ期8名一般入試前期37名学部パンフレット●ウェブパンフレットhttp://www.tnc.tohoku.ac.jp/pamphlet.php●所在地仙台市青葉区星陵町4-1(73p MAP)●問い合わせ歯学部教務係TEL 022-717-8248(月~金曜8:30~17:00)●ウェブサイトhttp://www.dent.tohoku.ac.jp/歯学部臨床研究棟学部長からのメッセージ歯学教育研究、歯科医療のリーダーとなる人材を育成東北大学に歯学部が設置されたのは1965年(昭和40)のことです。その後、本学部は2,500名を超す歯科医師を臨床の現場はもちろんのこと、国内外の大学・研究所などの教員や研究者、あるいは口腔保健行政の担い手を輩出しています。本学部の教育目標は、歯科医師の養成にとどまらず、東北大学の研究第一主義に基づいた理論的な思考力を涵養し、歯科患者の原因解明、治療法開発などの先端的な歯科研究の推進、高度先進的な歯科医療・口腔保健に対応し、それらを展開・発展できる次世代の歯学教育研究、歯科医療のリーダーとなる人材を育成することにあります。臨床実習の様子高校生の皆さんへ在学生からのメッセージ学部インフォメーション口腔修復学講義の様子普段の生活にも関わる仕組みを学ぶ歯学部長・歯学研究科長佐々木啓一歯学部の専門分野を学ぶ科目が本格的に始まるのは2年生からです。現在は歯学に特化した科目というより、全身に関して学ぶ科目を主に勉強しています。講義を通して普段何気なく体験していることの仕組みがわかり、日々学びの楽しさを実感しています。歯学科3年菅野響子さん(仙台市立仙台青陵中等教育学校卒業)先生からのきめ細かい指導で広がる知識歯学部では、専門教育科目として、口腔内だけではなく全身のことについて広く学んでいます。少人数の学部であるため、実習では先生方からのきめ細かい指導を受けることができ、知識の幅も広がります。講義や実習の中で多くのことを学びながら、忙しくも充実した日々を送っています。歯学科4年冨来早織さん(東京都立国立高等学校卒業)多くの人が、歯の健康を通し幸せであるように私の夢は、多くの人を幸せにすることです。歯科医師は、その職務を通して、患者さんのQOL(生活の質)の向上に貢献できます。誰かを幸せにすることほど、やりがいのある仕事はありません。歯科医師として、多くの人を幸せにできるように、人間性を磨きながら、技術と知識を身につけられる東北大学という恵まれた環境で学べることに感謝しています。歯学科5年伏見国拡さん(秀光中等教育学校卒業)新たな視点で物事を考える機会に恵まれた生活歯学部では口腔だけでなく、全身についても幅広く学ぶことができます。研究や留学、サークル活動など、興味のあることに取り組む機会に恵まれています。他学部の学生との交流によって新たな視点から物事を考えることもでき興味深いです。東北大学では学生の学ぶ意欲を尊重する自由な校風のもと、最大限に自分の可能性を高めることができます。歯学科6年小野紗也加さん(秋田県立秋田北高等学校卒業)●平成29年度からAO入試Ⅱ期を導入平成29年度実施入試(平成30年4月入学者)から、新たにAO入試Ⅱ期を導入します。AO入試Ⅱ期は、現役生を対象としたセンター試験を課さない入試です。また、同時に、従来のAO入試Ⅲ期の出願資格を、現役生から一浪生まで(平成29年3月から平成30年3月までに卒業または卒業見込の者)拡充します。このAO入試は、歯学を学ぶ意欲に燃える人たちの入試です。学習の特徴と6年間の流れ歯学部のカリキュラムは、臨床実習前に実施される全国共通の共用試験(CBTおよびOSCE)や歯科医師国家試験に対応しています。歯科医師として必要な基礎医学と臨床歯学を学ぶ「コア科目」に加え、大学院進学や高度専門職への準備となる「アドバンス科目」、そして東北大学病院での歯科臨床の実体験を通して学ぶ「臨床実習科目」等から構成され、高度専門職業人や研究教育者を育成するための充実した内容となっています。講座について歯学部では学科・コース分けをせず、6年間、学部全体で共通の専門教育を受けます。6講座25分野(東北大学病院総合歯科診療部を含む)から幅広い領域にわたる基礎歯学や歯科医療を学び、口腔科学に携わる医療人、研究者、教育者としての基本的な知識、技術および態度を習得します。口腔生物学講座●口腔生化学分野口の中を「口腔生態系」としてとらえる●歯科薬理学分野生理機能を調節する薬の作用を探る●口腔微生物学分野各種の感染症に係わる微生物について学ぶ●歯内歯周治療学分野歯周病と歯の痛みの制御について学ぶ●口腔分子制御学分野口の中の防御機構を分子レベルで探る口腔機能形態学講座●口腔器官構造学分野人の口腔領域の仕組みを解き明かす●歯科法医情報学分野歯科医学の立場から個人の尊厳と社会の安全を守る●口腔生理学分野体全体や口腔顔面領域の機能を解き明かす●口腔システム補綴学分野歯や骨の欠損による障害とその治療を探求する●加齢歯科学分野高齢社会の歯科口腔保健を考える●総合歯科診療部歯科のプライマリーケアを実践する口腔修復学講座●歯科生体材料学分野歯科で用いる材料とその基礎的性質を学ぶ●歯科保存学分野虫歯に対する治療法や修復材料を究明する●分子・再生歯科補綴学分野失った顎の骨や歯を再生する治療を探求する進路状況(2016年3月卒業生)その他16.9%臨床研修医等83.1%●入学式1年次2年次3年次4年次5年次6年次卒業後導入科目全学教育科目口腔保健発育学講座●予防歯科学分野口の疾病予防と健康増進から幸いを考える●小児発達歯科学分野こどもの顎顔面の成長発育を学ぶ●顎口腔矯正学分野不正咬合(顎変形症や先天疾患を含む)の矯正治療と科学的根拠●口腔障害科学分野顎口腔の先天異常による障害とその改善法を学ぶ●国際歯科保健学分野国際的な視野から歯科保健を実践する口腔病態外科学講座●口腔病理学分野疾病の本態を主として形態学的に解析する●口腔診断学分野全身との関わりから口腔疾患の診断を学ぶ●顎顔面・口腔外科学分野顎顔面口腔領域に生じる種々の疾患の診断と治療を学ぶ●歯科口腔麻酔学分野痛みなどの侵襲から生体を守ることを学ぶ顎口腔創建学講座●顎口腔形態創建学分野歯・口腔と人体をつくる細胞組織を学ぶ●顎口腔機能創建学分野骨や歯を再生する手法を学ぶ研修先の地域区分東北・北海道地区.....................53.1%関東地区..................................24.5%中部地区..................................12.2%近畿以西地区............................ 8.2%その他........................................ 2.0%基礎系コア科目臨床系コア科目留学科目登院認定(共用試験CBT/OSCE)アドバンス科目臨床実習●卒業認定●学位記授与式●歯科医師国家試験●国家試験●臨床研修●進学・歯学研究科ほか●高度専門職職業人、研究教育者●就職インターフェイス口腔健康科学について【取得できる資格・免許】●歯科医師国家試験受験資格東北大学歯学部・歯学研究科は、開校以来「一口腔一単位」「全人的歯科医療」を掲げ、顎口腔系を通した全身の健康維持を基本理念としてきました。2002年には、細分化された専門分野や関連する学問領域を連携・融合させた新しい歯学の概念「インターフェイス口腔健康科学」を生み出しました。私たちは、つねに進化(深化)しながら、研究、教育、臨床、社会貢献に邁進しています。進路内定者からのメッセージ日々切磋琢磨し合える仲間と共に過ごした6年間はとても充実し、得たものは計り知れません。また歯学部は先生方との距離が近く、困った時はいつでも親身になって相談にのってくれます。歯学部で学んだことを生かして今後も勉学に励み将来必要とされる歯科医師になりたいと思います。内定先東京医科歯科大学高橋実沙さん(穎明館高等学校卒業)6年間で、歯科医師になるために歯や口の中だけでなく、全身について学ぶことができます。勉強の他にも実習や研究、サークル活動と非常に充実した生活を送ることができました。内定先東北大学病院奥山喬介さん(山形県立山形東高等学校卒業)1研究・教育の特徴?入試と学部・学科の概要3大学生活44Tohoku University45