ブックタイトル東北大学案内 2018年度
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東北大学案内 2018年度
School of Engineering工学部●募集の単位●入学定員●募集人員豊かな社会を目指し最先端技術を追求学部の特徴学科単位810名AO入試Ⅱ期117名AO入試Ⅲ期116名一般入試前期562名機械知能・航空工学科グローバル入試Ⅰ期、グローバル入試Ⅱ期、および国際学士コース入試合わせて15名●継続的な6年間の学部・大学院(修士)一貫教育体制により、産業界が求める工学系の即戦力となる人材を育成。●約600名の教員によるきめ細やかな学習・研究指導を実施、各専門分野における世界最先端の知識と研究開発能力、価値創造力を涵養。学部長からのメッセージ高校生の皆さんへ人々の生活を豊かにし、安全・安心な社会の実現を目指す工学部は、機械知能・航空工学科、電気情報物理工学科、化学・バイオ工学科、材料科学総合学科、建築・社会環境工学科の5学科からなり、これまでに工学のあらゆる分野で優れた研究成果を挙げ、安全・安心で豊かな社会の実現に貢献してきました。国際通用性を踏まえた学部・大学院一体型教育体系のもと、基礎/専門学力、課題解決/論理展開力、英語力、価値創造力を伸ばし、社会の幅広い分野でリーダーシップを発揮し活躍できる能力を育みます。今日、社会が解決を望む課題、豊かな未来社会構築に向けた課題は多岐にわたります。皆さんの未来への挑戦を期待しています。在学生からのメッセージ大学でやりたいことを見つける工学部長・工学研究科長滝澤博胤高3になって大学で何がやりたいかハッキリしていなかったので、入学した後でコース選択ができる東北大工学部を志望校に決めました。仙台は、夏冬の気候も厳しくなく学生が一人暮らししやすい街です。大学は自転車で通学できる距離で、普段の生活にも不自由はありません。自分が没頭できる研究分野を見つけるために、川内キャンパスで基礎・専門分野の学修に励んでいます。機械知能・航空工学科2年納谷克海さん(立命館慶祥高等学校卒業)「形になるもの」を創るような研究に携わりたい仙台出身の私にとって、東北大学は非常に身近な存在でした。自宅から通えて生活に負担のない環境であることに加え、具体的に「形になるもの」を創るような研究に携わりたいと考え、本学工学部を志望しました。毎年行われるオープンキャンパスに積極的に参加、その展示内容から量子力学の応用やAIに興味を持ちました。これらの分野を幅広く学ぶことができそうな電気情報物理工学科を選びました。学習の特徴と4年間の流れ学部4年間で、数学や物理などの基礎学力と、各学科における専門科目を学修し、研究開発の基礎力を身につけます。4年生から大学院にかけて、各々の研究テーマを設定し世界最先端の研究に携わることで、エンジニアとしての実力が着実に向上します。国内外の研究会・国際会議への研究成果の発表を通して、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力を鍛え、グローバル人材として活躍する素地を身につけます。1年次2年次3年次4年次卒業後全学教育科目●入学式●オリエンテーション●学部専門教育※学科によって異なる●コースへの配属学科選択について工学部は5つの学科から構成されています。学生は入学時にいずれかに配属され、2~3年次までに基礎専門科目を修得。以降、学科ごとに設定されているコースに分かれ、専門的な知見を深めます。文明社会の永続的発展を目指して、機械システム、ファインメカニクス、ロボティクス、航空宇宙、量子サイエンス、エネルギー環境、機械・医工学の7分野に及ぶ幅広い学問領域の横断的理解と、専門分野における確固たる基礎知識を兼ね備えた、次世代を担う研究者や技術者を育成します。専門教育科目(理系基礎、工学基礎、専門基礎)卒業研究論文●研究室配属●卒業研究・論文作成●大学院入試●卒論口頭試問、研究発表会●学位記授与式●進学・工学研究科ほか●就職【取得できる資格・免許】●中学校教諭一種免許状(数学・理科)●高等学校教諭一種免許状(数学・理科・工業・情報)●電気主任技術者●甲種危険物取扱者試験受験資格●技術士補受験資格●一級建築士試験受験資格機械知能・航空工学科入学定員234名電気情報物理工学科入学定員243名電気工学、通信工学、電子工学、情報工学ならびに応用物理学に立脚し、次世代エネルギーシステムや宇宙電気推進機、将来の情報通信システムやヒューマンコミュニケーション、ナノテクを駆使した機能性材料・素子、人工知能やビッグデータ科学、電子技術の医療・福祉応用などの研究を通じて、中核・専門的技術者としてのリーダー人材に必要な研究能力や知識、人とのネットワークを育みます。1研究・教育の特徴?入試と学部・学科の概要3大学生活●従来の単位取得による学修に加え、マネジメント・思考トレーニング・哲学や倫理・自然の叡智・国際対応力養成などの特別講義を提供すると共に、「学修レベル認定制度」によりエンジニアとしての課題解決/論理展開力、価値創造力など総合力として生かす力を評価し認定。電気情報物理工学科2年鈴木海渡さん(宮城県仙台二華高等学校卒業)自然に囲まれて世界最先端化学を学ぶオープンキャンパスに参加し、たくさんの研究室の成果を見学することで、分子レベルで結合を制御し、新しい構造を生み出す化学の世界に魅力を感じました。東北大学は、化学を学ぶカリキュラムがしっかりとしており、キャンパスはとても広く自然に囲まれ、設備が整っています。生まれ育った場所を離れ、自立した生活を送ることも楽しいものです。日常生活に便利で、自然が近く、学問に適した素晴らしい仙台で一緒に学びましょう!!学部の詳細はこちらへ学部パンフレット2017年度入学者用工学部パンフレット「未来への挑戦」(毎年改訂)●ウェブパンフレットhttp://www.eng.tohoku.ac.jp/contact/booklet.html化学・バイオ工学科2年三輪幸祐さん(千葉県立船橋高等学校卒業)自由な雰囲気で学ぼう大学では今までと違った地で学んでみたいという思いから、遠く離れた東北大学を選びました。オープンキャンパスで材料科学総合学科の魅力に惹かれたということも東北大学を選んだ理由の一つです。本学科は材料を核に、様々な分野について自由に学ぶことができる雰囲気があります。これから専門科目へ学びを進めていきますが、工学の観点から医療への応用技術を学び、材料科学に貢献する研究成果を生み出したいと思っています。材料科学総合学科3年安藤遼哉さん(京都教育大学附属高等学校卒業)機械システムコースあらゆる先端技術の基盤である機械工学を発展させ、地球の未来環境に配慮した機械システムについて学修し、研究を行います。ロボティクスコース高度なロボットやナノレベルの人工システムなど、私たちの未来を拓く科学技術について学修し、研究を行います。ファインメカニクスコース機械、構造物の機能や強度を精密に理解し、飛躍的に向上させる理論や技術を学修し、研究を行います。航空宇宙コース次世代の航空機や宇宙機の開発につながる、高度な設計技術やシステムインテグレーション技術を学修し、研究を行います。電気工学コース電気ならびに磁気に関わる物理現象を基礎として、電気エネルギーの発生から、輸送、変換、利用、貯蔵に必要なデバイスとシステム技術を総合的に学びます。電子工学コースIoT社会の基盤を支える電子技術の基礎から応用までを体系的に学び、スマートライフを拓く次世代の電子材料・デバイス・システムの創成に挑戦します。通信工学コースヒューマンインターフェース、コンピュータネットワークからワイヤレス通信システムに至る情報通信技術の基礎を学び、ヒューマンコミュニケーションの未来を実現するための工学の基本を身につけます。応用物理学コース物理学の基礎から工学への応用までの広い範囲の基礎学問を体系的に学び、次世代のテクノロジーを創り出すための底力を身につけます。●所在地仙台市青葉区荒巻字青葉6-6(72p MAP)●問い合わせ工学部教務課入学試験係TEL 022-795-3188(月~金曜8:30~17:15)●ウェブサイトhttp://www.eng.tohoku.ac.jp/未来をつくる多様な知識を習得する建築・土木はあらゆる分野の総合的学問です。都市を安全で快適にかつ美しくするために、そしてより良い空間をつくるにはどうすべきかを考え、創造する方法を知ることができます。建築物単体から都市全体と視点を変えれば、意匠・計画・構造・環境・歴史と多岐にわたっており、工学という枠にとらわれない自由な知識を習得できることが魅力です。建築・社会環境工学科4年安田良河さん(福島県立安積高等学校卒業)量子サイエンスコース未来に続くエネルギー基盤としての核融合炉・先進原子炉の関連技術と医療用放射線高度利用技術を学修し、研究を進めます。機械・医工学コースエネルギー環境コース環境の時代。地球、エネルギー、材料、生態等あらゆる角度からエネルギーと地球環境を考える研究を行います。国際機械工学コース(国際共修型コース)情報工学コースコンピュータシステムを構成する基礎技術を体系的に学び、知能ロボット、ビッグデータ科学、耐災害情報通信技術、医療情報処理など最先端システムの構築に挑戦します。■電気情報物理工学科進路データバイオ・医工学コース電気・電子工学の基盤について学ぶとともに、生体システムを科学的に計測・解析して制御するための方法論を身につけ、健康維持や医療への応用を目指します。工学部中央棟学部インフォメーション●女性研究者育成支援推進室(ALicE, Association of Leading Women Researchers in Engineering)「女性が研究するなら東北大学工学系!」を目指し、工学系独自のきめ細やかな支援を実現すべく、女性研究者育成支援推進室(ALicE)を設置しています。女性が工学分野で安心してキャリアを継続できるように、1)女子学生・女性研究者の育成・支援、2)工学分野における男女共同参画意識の醸成、3)女子学生が将来継続的に働く意識を高めるためのグランドデザイン策定、を主目的として、女性支援・男女共同参画活動を継続的・体系的に実施しています。安心して快適に過ごせる社会の実現を目指し、生体の仕組みを機械に活かして医療や介護援助を革新する技術を学修し、研究を行います。■機械知能・航空工学科進路データ公務員1.2%一般企業等就職2.4%学部研究生1.2%その他1.2%世界中から集まる学生達が、英語で教育と研究指導を受けるコースで、研究は上記7コースに分かれています。〈主な進路〉機械知能・航空工学科で学んだ学生は、例年、9 0%前後が大学院への進学、約1 0%がメーカー、運輸等の企業への就職や公務員の道を選んでいます。一般企業等就職9.4%その他1.2%進学88.6%(2016年3月卒業生)〈主な進路〉電気情報物理工学科で学んだ学生は、例年、約9 0%が大学院への進学、約1 0%がメーカーやシステム開発、放送等の企業への就職や公務員の道を選んでいます。進学94.0%48Tohoku University49(2016年3月卒業生)