ブックタイトル東北大学案内 2018年度

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概要

東北大学案内 2018年度

附置研究所共同教育研究施設等附置研究所世界的研究をリードする開かれた研究所附置研究所とは、新たな研究領域の開拓と特定の領域に特化した研究を集中的に深化・発展させる機関として文部科学省により設置が認められている研究所のこと。東北大学には6つの附置研究所があり、中でも金属材料研究所と、電気通信研究所、加齢医学研究所、流体科学研究所は、国全体の学術研究のさらなる発展のため、国公私を問わず、高いポテンシャルを有する研究施設として、共同利用・共同研究拠点に認定されています。2012年4月には災害科学国際研究所を新設。東日本大震災からの復興と、自然災害科学に関する世界最先端の研究を推進しています。また、東北大学の各研究所では定期的な講演会やセミナーを開催。大学院研究科と協力し、大学院教育・研究指導にも力を入れるなど、次世代を担う研究者の養成に努めています。学内共同教育研究施設等学部、大学院、各種研究所の補完的・支援的な組織である「学内共同教育研究施設等」は、学内の研究者をはじめ、学部生や大学院生などが共同で利用できる施設と、世界トップレベルの若手研究者を養成するため全学的な教育研究支援活動を行う学際高等研究教育院が設置されています。2016年4月には新たにスピントロニクス学術連携研究教育センターが開設。東北大学、東京大学、大阪大学、慶応義塾大学の4大学による連携ネットワークを構築し、日本のスピントロニクス研究の国際競争力の向上、産業の強化と新産業の創出、次世代人材の育成を目指しています。電子光理科学研究センターニュートリノ科学研究センター東北アジア研究センター日本を含む東北アジア地域の様々な課題を、文系・理系諸学の連携により学際的、総合的に研究し、地域理解の増進に寄与します。スピントロニクス学術連携研究教育センター1研究・教育の特徴?入試と学部・学科の概要本多光太郎が発明したKS鋼・新KS鋼(金属材料研究所)金属材料研究所材料科学に関する学理およびその応用を研究・開発し創立100周年を迎えた研究所。本多光太郎博士の「KS鋼・新KS鋼」以来の伝統の上に、最先端の実績が積み重ねられています。[部門]「重点3分野」として掲げるエネルギー材料分野、社会基盤材料分野、エレクトロニクス材料分野と、それらの基礎となる共通基盤研究分野の推進のため、27の研究部門等を設置しています。沼知福三郎が発明したジェットエンジン「ネ20」(流体科学研究所)金研講演会若手研究者・学生によるポスターセッションの様子永井健三が発明した鋼帯式録音機(電気通信研究所)電気通信研究所八木・宇田アンテナ、西澤光通信、岩崎垂直磁気記録など現代の情報通信分野を支える世界的実績を有し、人間性豊かなコミュニケーションの実現に向け、省エネルギーで高速・大容量、また高次な情報処理を駆使した次世代情報通信システムに関する先端技術の研究を行っています。[部門]情報デバイス、ブロードバンド工学、人間情報システム、システム・ソフトウェア八木秀次・宇田新太郎が発明した八木・宇田アンテナ(電気通信研究所)半導体結晶成長装置(プラズマCVD装置)電子加速器から得られる様々なエネルギーの電子・光子ビームを主要手段として、電子光科学諸分野における研究者、技術者を養成します。学術資源研究公開センター岐阜県飛騨市にニュートリノ観測装置KamLANDを有し、ニュートリノ研究を通した宇宙・素粒子の謎の解明や、ニュートリノ検出による地球や天体内部の観測に国際協働で取り組んでいます。サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター北海道大学ヨーロッパ北アメリカアジア産業技術総合研究所早稲田大学東北大学JAEA理化学研究所京都大学物質・材料究機構東京大学九州大学名古屋大学東京工業大学大阪大学慶應義塾大学広島大学オセアニア南アメリカ本学が世界を牽引するスピントロニクス研究の国際競争力向上、新産業創出および次世代人材育成を目指す、国内外研究機関との連携ネットワーク拠点です。学際高等研究教育院3大学生活加齢医学研究所加齢メカニズムの解明、難治性がんの克服、認知症をはじめとする加齢脳疾患の克服、革新的医療機器開発などを通じて、スマート・エイジングの実現を目指しています。多元物質科学研究所無機・有機・生体などの物質を融合した多元的物質について、物理、化学、生命、工学、環境科学など様々な学問的視点から迫る新しい物質科学の創出を目指しています。東北大学が所蔵する学術資料の収集、保管、研究を行うとともに、広く一般に公開して社会教育の振興にも寄与します。高度教養教育・学生支援機構サイクロトロンを用いた原子核研究、放射性薬剤開発、核医学診断等を行っています。また、放射線とRIの安全取扱いに関する教育・研修を行います。学際科学フロンティア研究所異分野融合による学際的研究を開拓・推進する国際的に通用する若手研究者の養成を図ります。教育情報基盤センター[部門]加齢制御、腫瘍制御、脳科学の3部門、医用細胞資源センター、非臨床試験推進センター[部門]有機・生命科学、無機材料、プロセスシステム工学、計測、サステナブル理工学研究センター、先端計測開発センター、高分子・ハイブリッド材料研究センター、新機能無機物質探索研究センター難治性がんの克服軟X線発光分析電子顕微鏡流体科学研究所災害科学国際研究所高等教育に関する研究開発、企画および支援を行うとともに、東北大学における教育内容および教育方法の高度化を推進します。異分野融合による学際的研究を開拓し、および推進するとともに、若手研究者の研究を支援しています。教育の情報化と情報教育に関する研究開発を行うとともに、ディジタルキャンパスプロジェクトを推進して東北大学の教育の高度化を支援しています。気体・液体・固体の流れを連続体として扱うマクロな視点と、分子・原子・荷電粒子の流動として扱うミクロな視点で、エネルギー、航空宇宙、ライフサイエンスなどのあらゆる流れの解明を目指しています。[部門]流動創成、複雑流動、ナノ流動、先端車輌基盤技術研究(ケーヒン)共同の4研究部門、未到エネルギー研究センター東日本大震災を乗り越えるために、世界的な連携のもとに東北復興を先導する研究所として2012年4月に設立。東北復興へ向けた8つのプロジェクトの先頭に立っています。[部門]災害リスク、人間・社会対応、地域・都市再生、災害理学、災害医学、情報管理・社会連携、地震津波リスク評価未来科学技術共同研究センター研究教育基盤技術センターサイバーサイエンスセンター研究教育の高度化、融合研究と教育を情報化する化、社会貢献の推進を図技術を研究開発し、スーるため、部局との連携によパーコンピュータやネットり研究設備および機器のワークなどを整備・運用し学内外への提供を進めて、東北大学の情報化をています。推進しています。衝撃波関連施設津波シミュレーション社会の要請に応える新しい技術・製品の実用化、新しい産業の創出を目指し、産業界などとの共同研究の推進を図っています。56Tohoku University57