ブックタイトル東北大学案内 2018年度
- ページ
- 6/92
このページは 東北大学案内 2018年度 の電子ブックに掲載されている6ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 東北大学案内 2018年度 の電子ブックに掲載されている6ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
東北大学案内 2018年度
東北大学の歴史・建学の理念110年の知の継承を、さらに未来へ。東北大学は、1907年(明治40年)6月代の中で、いつも東北大学のひとつの22日、日本で3番目の帝国大学として創バックボーンとして考えられてきたものが設されました。「研究第一」「門戸開放」「実学尊重」と開学以来、本学は研究と教育を一体いう3つの柱から成る「建学の理念」でのものと位置づけ、優れた研究に裏打ちす。本学は、これらの理念を大切にするこされた教育を目指す大学として、時代にとを土台として、110年の知の継承をさら先駆けた多くの研究成果を日本と世界にに未来に引き継いでいかなければなりま向けて発信し、研究教育機関としての社せん。皆さんには、歴史に刻まれた知の会的貢献を果たして輝かしい歴史と伝伝統を自分のものとし、これからに向けて統を築いてきました。新しい知を創り出していくような活躍を期これまでの歴史の中で、それぞれの時待しています。東北大学の「建学の理念」「研究第一」とは独創的な研究成果を生み出しながら、その成果を学生に対する教育にも生かすこと。「門戸開放」とは学びたいすべての人を受け入れること。「実学尊重」とは世界最先端の研究成果を社会や人々の日常生活に役立てること。東北大学の理念は、これら3つのテーマを基本的な内容としています。東北大学は、建学以来の伝統である「研究第一」の理念を高く掲げ、世界最高水準の研究・教育を創造してきました。創立以来110年、日本初、世界初の成果も数多く生み出されています。東北大学では、膨大な学術成果の蓄積と、日々進化していく研究成果を学び、利用することができます。研究第一門戸開放実学尊重◎さまざまな「日本初」を生み出した東北大学(右ページ写真項目以外の一例)/1917年:真島利行(化学系)理化学研究所の特許第1号を取得、1934年:村岡典嗣(法文系)日本思想史学会を結成、1960年:黒川利雄(医学系)日本初の「胃がん集団検診」を開始、1968年:吉田進(工学系)トリニトロン開発、1977年:岩崎俊一(工学系)垂直磁気記録ハードディスクドライブ開発、2002年:田中耕一氏(工学部卒業)にノーベル化学賞東北帝国大学創設当初、既設の帝国大学が旧制高等学校出身者にのみ入学を認めていたのに対し、本学は専門学校、高等師範学校の卒業生など旧制高等学校以外の出身者にも広く入学を認めました。また、1913年(大正2年)には、当時の政府からの圧力に屈することなく、3人の女性に入学を許可しました。これは帝国大学としては初めてのことでした。つまり、日本最初の女子大学生は東北大学で誕生したのです。このような経緯のもとに「門戸開放」の考え方は「真に実力のある者はそのバックグラウンドにかかわらず受け入れる」という東北大学の不動の理念として受け継がれています。創業当時のトヨタ自動車のエンジン開発・車体デザインは、東北帝国大学の抜山四郎工学博士(熱力学)、成瀬政男工学博士(歯車)の協力で進められました。ソニーでは「交流バイアス法」の特許を持つ永井健三博士、フェライト研究の岡村俊彦教授の研究室の協力を得て日本初のテープレコーダー開発に成功しました。また、本多光太郎博士のKS磁石鋼からトーキン(創業時は東北金属工業)が生まれ、八木秀次・宇田新太郎博士の八木・宇田アンテナから八木アンテナが生まれたように、東北大学の技術・知見が企業創業や製品開発に貢献している例は少なくありません。日本と世界をリードする優れた研究成果によって、社会生活に幅広く貢献していくこと。それが建学以来の東北大学の実学尊重の精神となっています。究科・農学部移転2017年●4月、青葉山新キャンパスに大学院農学研の移転始まる農学研究科・農学部の青葉山新キャンパスへ2016年●10月、雨宮キャンパス感謝祭を開催、大学院●?●?●?●??1904年、東北大学の前身仙台医学専門学校に中国人留学生・周樹人が入学(後の魯迅)。魯迅は仙台の地で文学の道を志した。当時の教師藤野厳九郎との交流が、短編小説で描かれた?1913年、日本の大学として初めての女子学生3名が入学した(黒田チカ、牧田らく、丹下ウメ)?1922年、アルベルト・アインシュタイン来校?1925年、八木秀次(写真)・宇田新太郎が「八木・宇田アンテナ」を開発?1933年、本多光太郎が新KS鋼開発?1964年、西澤潤一が光ファイバー開発(片平キャンパスの電気通信研究所前と川内キャンパスの入試センター敷地内に「光通信発祥の地」の碑がある)2015年●第3回国連防災世界会議仙台開催に参画センター設置科学国際研究所附置、グローバルラーニング2012年●東北メディカル・メガバンク機構設置、災害2011年●災害復興新生研究機構設置2008年●大学院医工学研究科設置2007年●6月22日、創立100周年2005年●会計大学院設置2004年●法科大学院、公共政策大学院設置2003年●大学院環境科学研究科設置学研究部設置●?2002年●大学院教育情報学教育部、大学院教育情報2001年●大学院生命科学研究科設置研究科設置1993年●大学院国際文化研究科、大学院情報科学●薬学部設置(医学部薬学科を改組)1972年●大学院歯学研究科設置1965年●歯学部設置1961年●大学院薬学研究科設置●?1955年●大学院医学研究科設置研究科)1953年●大学院設置(文・教育・法・経済・理・工・農学なる(文・教育・法・経済・理・医・工・農学部)1949年●学制改革に伴い、新制度による東北大学と●10月、東北帝国大学は東北大学となる1947年●農学部設置1922年●法文学部設置●工学部設置東北大学の沿革なる1919年●理科大学は理学部に、医科大学は医学部と大学農科大学となる1918年●農科大学は本学から分離して、北海道帝国1915年●医科大学開設●理科大学開設1911年●初代総長に、澤柳政太郎就任●農科大学開設1907年●6月22日、東北帝国大学創立?研究・教育の特徴2入試と学部・学科の概要3大学生活4Tohoku University5